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進化系で設定をする

システム管理のつぼ(2014年10月号)

ソリューション開発部 米山 陽介

OSSは原則として、使い方や設定の仕方が自由です。よって、たくさんの方が使っているOSSほど様々な機能が追加されたり、改修されたりしています。
よって、設定できる項目がたくさんあることも珍しくありません。

設定項目が多く、設定項目同士で、関連しているものも多く、必要な機能を使えるように設定する際、闇雲に設定してもうまく動作しません。

では、どのように設定を進めればいいのでしょうか?

一気に設定をするのではなく、標準の設定を生かし、進化型で設定をすることが大切です。

■標準の設定を生かす
多くのOSSでは、サンプルや標準的な設定ファイルを用意しています。また、Linuxディストリビューションに付属しているパッケージを使ってインストールすると、そのディストリビューションの環境やポリシーに合った設定ファイルが自動にインストールされることもあります。パッケージに標準的な設定ファイルが含まれている場合には、そのシステムに合わせてチューニング済みの可能性が高いため、システムに合った設定を使うことで、安定性を高めることができます。

■進化型の設定
上記の、標準の設定を用い、1つづつ順番に設定を行い、設定したことをテストで確認し、それが上手くいったら次の機能を付け加える方法で行います。
このように設定を行うことで、どの時点で動作がおかしくなったのかを把握しやすくなります。また、他の機能の確認に利用できる機能を先に設定しておくことで、繰り返し実行されテストされるので、安定性を高めることもできます。

また、設定後に標準の設定との差分を記録しておき、どのような設定がされているか分かるようにしておくことも重要です。

デージーネットでも、設定変更の際、設定する機能によって、他の機能に影響が出ないように、確認をしながら順番に設定作業を進めていくことを徹底しています。

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