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KeepalivedのWebインタフェース[ILUKA]

今月の気になるオープンソース情報(2015年8月号)

OSS研究室 田中 温子

今回は、デージーネットが開発したILUKAを紹介します。
ILUKA(Interface for Lvs Under KeepAlived)は、Keepalivedの設定変更を簡単に行えるwebインタフェースです。

Keepalivedとは、リアルサーバの稼働状態を監視してLVSの設定を変更したり、冗長化機能を提供するソフトウェアです。LVSとは、指定した条件に基づいてリクエストをリアルサーバへ振り分ける、ロードバランサの機能を提供するソフトウェアです。LVSとKeepalivedを組み合わせることで、Linuxサーバで負荷分散システムを構築できます。

Linuxサーバで負荷分散システムを構築する際に便利なKeepalivedですが、新しく負荷分散の設定を追加したり、リアルサーバを追加するなど、設定を変更するときには、Linuxサーバ上で直接ファイルを編集して、コマンドで設定を反映する必要がありました。このような操作を行うには、オペレータにLinuxのスキルが必要です。

ILUKAを使うことで、サーバにログインせずとも、Keepalivedの設定の変更がwebから行えるようになります。編集の際のタイプミスを防ぐこともできます。また、現在の設定をwebから参照したり、バーチャルサーバ・リアルサーバの有効・無効化を行うこともできますので、メンテナンスのときに便利です。ILUKAによって、Linuxのスキルがない人でも、負荷分散システムの管理ができるようになり、管理の負担を軽減することができます。

デージーネットでは今後、現在の負荷分散の状況(ipvsadmコマンドの結果)を表示できるようにしたり、Keepalivedで冗長化構成にした場合にも対応できるようにしたりするなど、ILUKAをブラッシュアップしていく予定です。

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