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作業記録、つけていますか

システム管理のつぼ(2019年4月号)

ソリューション開発部 加茂 智之

システムに変更を加える際、事前に作業手順書を作成しそれにもとづいて作業を実施する場合が多いでしょう。ですが、作業が手順書通りに進まず、一部手順を変更して作業を実施するケースもあると思います。また、緊急の作業を作業手順書なしで実施しなければならないときもあるでしょう。

そのような場合、作業記録をつけているでしょうか?作業記録をつけていないと、あちこち変更しているうちにどこを変えたのかわからなくなってしまった、などという事態になってしまうかもしれません。また、次に同様の作業を実施する際に一から調査し直しになってしまうかもしれません。

作業記録をつける場合は下記のような点に留意するといいでしょう。

  • 時刻を記録する
    作業により問題が発生した場合、時系列を追いやすくなり原因の究明がしやすくなります。
  • 作業前の状態を保存しておく
    変更前の設定ファイルをコピーしておく、変更前の管理画面のスクリーンショットを撮っておくなどで保存しておきます。作業により問題が発生した場合に復旧がしやすくなります。
  • 後から再現可能なように書く
    作業の記録が簡素すぎたり曖昧だったりすると、後から見直したときに困ります。どこまで細かく書くかは「それを読んで同様の作業を再現できるか」を目安にするといいでしょう。
  • 後から参照可能なように記録を保存する
    せっかく記録をつけても、後から見つけられないなら意味がありません。インシデント管理ツールを使うのが理想的ですが、そのようなツールがない場合でも保存先フォルダ名のルールを決めるなどしておくといいでしょう。

しかし、作業しながら記録をつけていくことは面倒と思うこともあるでしょう。面倒と思う作業記録でも記録を自動化することでスムーズに記録を取ることができます。Tera Term や Putty には画面表示を自動で記録する機能があるので、それを利用してみるといいでしょう。手動で記録するより漏れが発生しにくいですが、制御文字などはうまく記録されない場合もあるのでご注意ください。

デージーネットでは、作業記録をつけておき、後に手順書の修正に役立てています。作業記録をつけることで自分の作業の見直しにもなり、次回作業する際にもより効率のよい作業方法を考えることも可能になります。そして作業記録を分析すればミスの原因の解明にもつながります。

皆さんもこれを参考に作業記録をつけてみてはいかがでしょうか。

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