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Wi-Fi Spot Messaging System(W-SMS)

Wi-Fiスポットに接続以外の付加価値を

OpenLDAPやFreeRadiusなどとの連携を必要としないWi-Fi Spot認証機能_写真:大野・小向

Wi-Fi Spot Messaging Systemは、認証画面として導入します。Facebookなどと連携したSNS認証やメールアドレス認証は、Wi-Fi Spot Messaging Systemだけで認証ができます。そのため、Wi-Fiスポットを手軽に導入することができます。

また、Wi-Fi Spot Messaging Systemでは、Wi-Fiスポットに接続した利用者に対しメールを送信できます。そのWi-Fi Spot Messaging Systemの開発を行った、OSS研究室に話を聞きました。

Wi-Fi Spot Messaging Systemの開発

小向 Wi-Fi Spot Messaging Systemが開発される背景を教えてください。
大野 Wi-Fiスポットのニーズは年々高まっていて、Wi-Fiスポット設置の要望が増加しています。しかし、Wi-Fiスポットは無料で接続できるものがほとんどです。そのため、単純に接続に対して課金することができない状況で、「収益化できたら」という声をよく耳にします。こうしたことからWi-Fiスポットの導入が進まないということが起きています。
小向 Wi-Fiスポットの接続は「無料」ということが当たり前となり、接続だけでは、収益を上げることができないということが起きている訳ですね。
大野 はい。そこで、デージーネットでは、どうにかWi-Fiスポットに接続以外の付加価値をつけることはできないかと検討し、Wi-Fi Spot Messaging Systemを開発しました。

SNS連携が可能!Wi-Fi Spot Messaging Systemの認証機能

小向 Wi-Fi Spot Messaging Systemはどのようなシステムなのでしょうか?

写真:大野インタビュー

大野 Wi-Fi Spot Messaging Systemは認証画面として導入します。Wi-Fiアクセスポイントを導入するか、既にお持ちの場合には、認証画面を置き換えるだけで導入ができます。認証の方法は、SNS認証、メールアドレス認証、アカウント認証の3つあります。
小向 認証の方法にSNS認証がありましたが、最近「SNS認証」や「SNS連携」というワードをよく耳にします。どのSNSと連携できるのですか?
大野 SNSとしてはfacebookとの連携が可能です。また、Googleアカウントとの連携もできます。他のSNSとの連携も可能なのですが、Wi-Fi Spot Messaging Systemでは、メールアドレスを取得する必要があります。そのため、メールアドレスが取得できないSNSは連携はしていません。
小向 SNS認証があると接続が楽になると思います。Wi-Fiに接続しようとした際、会員登録や事前登録を求められると煩わしく感じます。ですがSNSアカウントでログインできると、SNSのパスワードだけ入力すれば済むのでとても助かります。場合によっては、既にSNSのIDとパスワードが入った状態で表示されるので、2クリックぐらいで完了してしまいます。
大野 SNS認証だけでなく、メールアドレス認証でも入力を簡単にしています。メールアドレスを入力すると、一時URLがメールで送られてきます。そこに記載されているURLでWi-Fiにログインできます。
小向 特別な認証サーバなどの設備は必要ないのですか?
大野 アカウント認証をする場合には、アカウントデータベースとの連携が必要となり、別にLDAPやRADIUSサーバが必要となります。しかし、SNSと連携した認証とメールアドレスによる認証は、このシステムだけで行うことができます。
小向 SNS認証やメールアドレス認証を利用すれば、データベースなどを導入する必要がないのですね。
大野 はい。認証サーバなどの設備を導入しようとすると、コストが掛りすぎる場合があります。SNS連携やメールアドレス認証はそういった場合に便利です。
小向 日本ではWi-Fiスポット接続時に認証を行うことが推奨されていると聞きました。これからWi-Fiスポットに認証の設備を導入しようと考えている場合にも、SNS認証やメールアドレス認証であれば簡単に導入できそうです。

Wi-Fi Spot Messaging System導入のメリット

小向 SNSと連携した認証やメールアドレスでの認証の機能についてお話を伺ってきましたが、Wi-Fi Spot Messaging Systemには、他にどのようなメリットがあるのでしょうか?
大野

Wi-Fiスポットにログインした際や、指定の時間にメールを配信することができます。Wi-Fi Spot Messaging Systemは、Wi-Fiの設置エリアを識別します。そのため、Wi-Fiスポット周辺にいる利用者に対して情報を配信できます。

例えば、ショッピングモールでは、ショッピングモールに設置しているWi-Fiスポットにログインした利用者に、イベント情報やテナント店舗の情報を配信することができます。このように、宣伝の対象を「近くにいる人」に絞ることができます。

小向 利用する側から見ると、近くのお店の情報や他では入手できないような、限定情報を受け取れると得した気持ちになります。私は、商店街などで、知る人ぞ知る穴場レストランの情報が配信されてきたら利用すると思います。
大野 もちろん、配信メールの内容も編集できます。そのため、エリアにあった情報の配信が可能です。
小向 最後にWi-Fi Spot Messaging Systemに期待することは何ですか?
大野

より多くの場所で使ってもらいたいと思います。
Wi-Fi Spot Messaging Systemは利用者にとっても、設置する施設にとっても、設置するCATVやプロバイダにとっても嬉しいシステムだと思います。それぞれの人たちが、便利だと思ったり、嬉しいと思ったりするためには、どうしたら良いか考えました。それぞれの人たちに、喜んでもらおうと考えると高いモチベーションで作業ができました。

いままでWi-Fiが必要でも、導入できなかった場所や、あったら便利だけどまだ設置されていない場所で活用できるシステムです。多くの場所でWi-Fiスポットが設置され、Wi-Fiスポット普及の促進に貢献するシステムにしていきたいです。

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