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スマートフォンやPCと連携可能なカレンダーサーバソフトウェア『MEDACA』を公開

2013年1月18日 プレスリリース



2013年1月15日
株式会社デージーネット

株式会社デージーネット(愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、自社で開発し、企業向けに提供してきたカレンダーサーバのコードをMEDACAという名称で公開しました。MEDACAを使うことで、スマートフォンのカレンダー機能やPCのカレンダーソフトと連携できるカレンダーサーバを低コストで作ることができます。

インターネットでのカレンダー共有

スマートフォンが普及したことにより、手帳で予定を管理する代わりにスマートフォンのカレンダー機能を使って予定を管理する人が確実に増えています。

スマートフォンや一般的なPCのスケジュール管理ソフトウェアは、カレンダーのデータを共有するための仕組みを持っています。例えば、iPhoneに搭載されているカレンダーアプリでは、通常はiPhone内にデータを保存しますが、Googleカレンダーなどの外部のカレンダーサーバにデータを保管することができるようになっています。こうしたソフトウェアの多くが、CalDAVというプロトコルを使っています。
CalDAV(http://ja.wikipedia.org/wiki/CalDAV)は、インターネットのカレンダー共有のプロトコルで、RFC4791などで標準化されています。インターネットの標準プロトコルですので、iPhoneのカレンダーアプリだけでなく、Androidのカレンダーアプリや、PCのソフトウェア(OutlookやThunderbirdプラグインのlightning)でもサポートされています。

今回、デージーネットが公開したMEDACAは、このCalDAVに対応したカレンダーサーバソフトウェアです。

インターネットでのカレンダー共有

Googleでのカレンダー共有やグループウェアの問題点

これまでは、スマートフォンとPCのカレンダーデータを共有するには、Googleカレンダーなどのインターネット上のサービスを経由して同期する方法が一般的でした。しかし、企業活動の予定を、Googleカレンダーの上で共有することは、セキュリティなどの面でリスクがあります。企業の情報システム部門などの管理を完全に離れてしまうため、社員が誰と情報を共有しているかをコントロールすることができなくなってしまうことも問題でした。

そのため、カレンダー情報を共有するために、多くの企業がMicrosoft ExchangeやLotus Notes、サイボーズといったグループウェアや、インターネットのクラウドサービスなどを利用してきました。しかし、こうしたソフトウェアやサービスは、ユーザ毎のライセンスや課金が一般的なため、コストが掛かります。そのため、導入に躊躇する企業も多かったようです。

MEDACAについて

MEDACAは、一般的なLinuxサーバ上で動作するWEBアプリケーションです。企業内にサーバを設置することで、安心してカレンダー情報を共有できるようになりました。また、オープンソースソフトウェアとして無償で公開されているため、利用コストを抑えることができます。

MEDACAについて

データ共有の範囲と既存データベースとの連携

MEDACAは、基本的なカレンダーデータの保管と共有をサポートしています。ベースとなるソフトウェアには、現時点では誰とデータを共有できるを制御する機能は搭載されていません。この機能が標準で搭載されていないのは、企業の管理ポリシーにより、カレンダーを共有する範囲がかなり違ってしまうためです。しかし、比較的簡易な開発言語であるPHPを使って作成されているため、自由に共有機能を作成し、企業の管理形態や組織構造に合わせてポリシーを作成することができるのは、大きなメリットです。

また、MEDACAはカレンダーのデータやユーザのデータをActiveDirectoryで採用されているLDAPの仕組みを使って管理します。そのため、ActiveDirectory内に保管されているユーザの部署や役職などの情報に基づいて共有範囲を決めるのにも適しています。

MEDACAは安全設計

デージーネットでは、以前からオープンソースソフトウェアで公開することを目的として、MEDACAの開発を進めて来ました。既に、そのコードを使って複数の企業にカレンダーサーバソフトウェアを開発し納品して来ました。今回は、そのソースコードのうち、どの企業でも利用するはずの汎用的な部分を公開しました。そのため、既に企業での導入実績のあるソフトウェアです。

また、MEDACAでは、サーバ機能はWWWサーバのApache、データベース機能はOpenLDAPという一般的なソフトウェアを利用します。MEDACAとスマートフォンやPCとの間の通信は、SSLを使って暗号化することができます。さらに、カレンダーの管理APIとして、SabreDAV(http://code.google.com/p/sabredav/)というオープンソースのカレンダーAPIを使用しています。MEDACAは、こうした動作確認済みの複数のソフトウェアを結びつける小さなソフトウェアです。そのため、開発当初から高い安定性を持っています。

MEDACAは安全設計

MEDACAの稼働条件

MEDACAは、日本国内でもっとも利用実績の多いLinuxであるRedHat Enterprise Linux 6と、その派生版で無償で利用できるCentOS 6やScientific Linux 6で動作することが確認されています。

MEDACAと連携することのできるアプリケーションとしては、今のところiPhoneのカレンダーアプリ、ThunderbirdのアドオンであるLightningで動作が確認されています。また、SabreDAVで動作確認されているのと同等のクライアントで動作します。SabreDAVで動作確認されているソフトウェアとしては、次のようなものがあります。

BitKinex, Cadaver, Cyberduck, DavFS2, Evolution, Finder, Gnome, KDE, NetDrive, OpenOffice, Microsoft Office, Transmit, Windows, OS X Calendar, OS X Address Book, Mozilla Thunderbird (with Lightning)

(出典: WikiPedia SabreDAV, http://en.wikipedia.org/wiki/SabreDAV

MEDACAのカスタマイズ

デージーネットでは、MEDACAを作ったカレンダーサーバの構築サービスを実施しています。また、カレンダーの共有ポリシーを企業に合わてカスタマイズするサービスも提供しています。カスタマイズの費用は共有の難易度により異なりますが、簡単なものであれば、30万円程度で開発が可能です。

参考情報

デージーネットのホームページのOSS情報(http://www.designet.co.jp/open_source/)
MEDACAインストールマニュアル(http://www.designet.co.jp/open_source/medaca/
MEDACAのダウンロード (http://sourceforge.jp/projects/medaca/

カレンダーサーバの構築費用: 37万円~ (ハードウェアを含まず)
共有ポリシーのカスタマイズ費用: 30万円~
MEDACAのソフトウェアサポート: 10万円/年 (Q&A, パッケージの提供, バグ修正)

会社概要

会社名: 株式会社  デージーネット
代表者: 代表取締役  恒川 裕康
本社   : 〒465-0025  愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 1,000万円
URL   : http://www.designet.co.jp/index.php

<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/index.php

<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社デージーネット
担当 : ソリューション営業部  利波、丸吉
Tel   : 052-709-7121
Fax  : 052-709-7122

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