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リモートワーク用のソフトウェア「Apache Guacamole」 デージーネットが日本語版を無償提供開始

2019年7月2日 プレスリリース



リモートワーク用のソフトウェア「Apache Guacamole」
デージーネットが日本語版を無償提供開始
〜セキュリティの不安を解消し働き方改革を推進〜

2019年7月2日
株式会社デージーネット

株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、リモートワークを安全かつ効率的に行うためのオープンソースソフトウェア(以下、OSS)「Apache Guacamole」の日本語化を行い、情報公開を開始しました。日本語化されたソフトウェアは無料で入手できます。

ApacheGuacamole概要図

Apache Guacamole概要図

概要

近年、働き方改革の一環として、リモートワーク導入を検討する企業が増えています。しかし、情報漏洩などセキュリティの不安が導入の障壁になっています。そこでデージーネットは、リモートワークにも活用できる「Apache Guacamole」というソフトウェアに着目しました。

「Apache Guacamole」では以下のことができます。

  • 不要なアクセスを防ぐことでセキュリティを強化
  • 情報漏洩を防止
  • リモートワークでの作業を怠っていないか確認が可能
  • 問題発生時の原因究明につながる
  • 問題に対する責任の所在を明確にできる

デージーネットは、この「Apache Guacamole」を無償で日本語化しました。
デージーネットでは、ソフトウェアの入手方法や日本語化の方法をホームページで公開しています。

リモートワークの現状

現在、リモートワークを導入している企業や団体では、一般的に「リモートデスクトップ」が利用されています。リモートデスクトップとは、自分のコンピュータから別のコンピュータのデスクトップに接続し操作する機能を指します。

リモートデスクトップを利用すると、自宅などの遠隔にいながら社内のパソコンの前に座っているような感覚で、社内コンピュータを利用することができます。

リモートワークの課題

しかし、リモートデスクトップを利用したリモートワークには、以下のような課題があります。

  • VPNで接続すると、ネットワーク内の他のコンピュータにもアクセスできてしまう
  • 情報を抜き取られる可能性がある
  • 実際に規定時間作業をしているか分からない
  • どんな操作したか知ることが難しい

このように、リモートワーク者がいつ何をしているか把握できないことが、リモートワークを導入する際の不安となっています。この不安を解消しなければ、仕事を怠る人や、問題発生時に原因が分からず対応できないなどの問題が起こる可能性があります。また、情報漏洩などの危険性もあります。

Apache Guacamoleとは

「Apache Guacamole」は、リモートデスクトップが利用できるソフトウェアの一つです。WEBブラウザから「Apache Guacamole」にログインすることで利用できます。「Apache Guacamole」は、既存のリモートデスクトップのメリットに加え、セキュリティ強化につながる特徴もあります。これにより、リモートワーク導入時の不安を解消することができます。

「Apache Guacamole」の特徴

WEBブラウザがあれば利用できる

「Apache Guacamole」は、WEBブラウザからリモートデスクトップ接続などが利用できます。そのため、自分のコンピュータに特別なソフトウェアを入れる必要がありません。

アクセス制限でセキュリティを強化

「Apache Guacamole」は、ユーザやグループ毎にアクセス制御ができます。また、ネットワーク内のアクセス可能なコンピュータを細かく設定することができます。これにより、接続の時点でセキュリティを強化することができます。

問題発生時の原因を明確にできる

「Apache Guacamole」は、操作ログが残せるだけでなく、画面操作を動画で残すことができます。そのため、何か問題が発生した場合でも原因を突き止めることができます。

サボりや情報漏洩を防止

「Apache Guacamole」は、ログや動画で記録が残せるため、情報漏洩の抑止力になることも期待できます。また、記録が残るということが、リモートワーク者の監視に働き、怠慢な働き方を防止することにつながります。

利用者にあった接続方法が選択可能

「Apache Guacamole」は、リモートデスクトップ接続だけでなく、SSHやTelnetなど他のリモートアクセス方法も利用できます。

遠隔でも同時に作業できる

「Apache Guacamole」は、1つの画面を同時に複数人で共有することができます。また、1つの画面を同時に複数人で遠隔操作することも可能です。

この機能により、画面を共有した状態で、リモートワークをしている人へ実際に操作しながらソフトウェアの使い方などを教えることができます。

Apache Guacamole共有・操作図

Apache Guacamole共有・操作図

日本語化した「Apache Guacamole」

このように「Apache Guacamole」は、リモートワークに適しているソフトウェアです。しかし、WEBインターフェースが日本語化されていないため、日本であまり普及していませんでした。そこで、デージーネットは「Apache Guacamole」を無償で日本語化しました。今回、デージーネットではApache Guacamoleの入手方法や日本語化の方法についての詳細を次のURLでドキュメントとして公開しました。

https://www.designet.co.jp/download/#ApacheGuacamole

デージーネットのサービス

  1. システムの構築

    デージーネットでは、日本語化した「Apache Guacamole」も含め、OSSを利用したゲートウェイサーバの提案・構築を行っています。ゲートウェイサーバはリモートワーク以外にも、システム保守の踏み台サーバとしても利用できます。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでゲートウェイサーバの構築を行うことが可能です。

  2. 導入後支援サービス

    デージーネットでゲートウェイサーバを構築した場合、Open Smart Assistanceという導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。

    • Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)
    • セキュリティ情報提供
    • 点検とチューニング
    • 障害調査、障害回避
    • 障害時オンサイト対応
    • 障害時システム再構築
    • 運用サービス
    • ソフトウェアのアップデート

会社概要

会社名: 株式会社  デージーネット
代表者: 代表取締役  恒川 裕康
本社   : 〒465-0025  愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL   : https://www.designet.co.jp/

<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/

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