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Icinga2+Grafanaを利用した監視システム導入事例

ソリューション開発部 上野 貴博

今回は、Icinga2+Grafanaを利用した監視システム導入事例です。500台を超えるネットワーク機器の監視を行いたいということでした。

お客様のシステムの課題

お客様には、以下の課題がありました。

  • インターネットを参照する際に通信が遅くなったり、通信できなくなったりするような状態が発生した時、それを検知したり障害の原因を特定する仕組みがない
  • 障害発生前にトラフィック増加等を検知するなどの事前の対策が取れない
  • 大量機器の監視設定を1つ1つ設定するため手間がかかる

デージーネットからの提案

お客様の課題を踏まえ、デージーネットでは以下の提案を行いました。

  • 監視のソフトウェアとしてIcinga2を提案
  • ダッシュボードのソフトウェアであるGrafanaを採用し、管理しやすくする

導入にあたって

デージーネットが導入にあたり行ったことは、以下になります。

  • 監視のOSSにIcinga2、BIツールにGrafanaを採用

    監視のOSSというとZabbixが有名ですが、今回500台を超えるネットワーク機器の監視を行いたいということを聞き、一括登録が容易にできる仕組みが必要だと考え、Icinga2を提案しました。
    Zabbixより認知度が低いOSSであったため、できることや画面イメージを提案書にまとめて説明をし、お客様にもご納得をいただきました。また、Icinga2で取得したデータをGrafanaでダッシュボードとして表示させました。収集したデータをグラフ化することで一目で状況を確認、分析することが可能になりました。

  • 監視対象が多い、ネットワーク機器の監視設定

    Icinga2の監視テンプレートを社内で作成しておくことにより、お客様が監視設定を行う際、監視対象のIPアドレスと任意の名前を付けるだけの状態で納品を行いました。これにより今まで、WebUIから1つ1つ設定を行っていた作業を、viコマンドのマクロ機能等を活用し、一括登録ができるようになりました。そのため、時間コストを削減し500台以上のサーバの設定を行うことが出来ました。

  • 障害発生時の対応

    Icinga2を用いて監視を行うことによって障害発生時の状況をWebUIより確認する事が可能になりました。さらにデータは、Grafanaでグラフ化することで、能動的に障害を検知し対応を行うことを可能にしました。

お客様の声

ネットワーク機器を能動的に監視することが可能になりました。今までは、学校現場からの不具合をもとに復旧対応を実施していましたが、障害対応をいち早く検知することと障害発生時の状況を的確に確認する事が可能となり、能動的に障害を検知しスムーズに対応を行うことができるようになりました。また、ネットワーク機器の監視設定を容易に行うことが可能になり時間コストの削減につなつながりました。

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