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オープンソースソフトウェアだけで構築する メール検索機能が強化された『OSSメールアーカイブシステム』 2020年10月29日より提供開始

2020年10月29日 プレスリリース



オープンソースソフトウェアだけで構築する
メール検索機能が強化された『OSSメールアーカイブシステム』
2020年10月29日より提供開始

2020年10月29日
株式会社デージーネット

オープンソースソフトウェア※1(以下、OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、OSSだけで構築する『OSSメールアーカイブシステム』の提供を、2020年10月29日より開始します。OSSメールアーカイブシステムでは、メールをアーカイブするだけでなく、大量のメールから特定のメールを検索・参照することができます。

Jisti利用時の様子

(※1)オープンソースソフトウェア
オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。

『OSSメールアーカイブシステム』とは

『OSSメールアーカイブシステム』はメールをアーカイブするだけでなく、アーカイブされた大量のメールから特定のメールを検索し参照できるシステムです。Messasy(メザシ)※2など複数のOSSとの組み合わせを調査し、OSSだけで実用的なメールアーカイブシステムを構築できるようになりました。OSSだけで実現するメールアーカイブシステムは、社内環境に合わせて安全に管理可能であったり、ユーザ数による課金なく運用可能など、様々なメリットがあります。
(※2)Messasy(メザシ)
Messasy(メザシ)はデージーネットが開発し、無償で公開されているメールアーカイブのOSSです。既存のメールシステム環境に組み込むだけで、メールアーカイブ機能を導入することができます。

OSSメールアーカイブシステムの機能

  • メールアーカイブ機能
  • 管理者用WEBインタフェース
    • アーカイブされたメールの高速検索、参照

『OSSメールアーカイブシステム』は、新たにメールサーバを作成することなく、すでに稼働中のメールサーバに組み合わせて利用することも可能です。

メールアーカイブの必要性

「メールアーカイブ」は、顧客とのメールを保管し、問題発生時の原因調査やコンプライアンスの対応などを目的に、一定期間内に生成されたメールのすべてを保管することを指します。過去のメールを適切に保管することで、トラブルが発生した場合に経緯を明確にできることもあります。必要な時に特定のメールをすぐに検索でき、参照できるメールアーカイブシステムは、不要なトラブルを回避するためにも必要です。

『OSSメールアーカイブシステム』導入による変化

『OSSメールアーカイブシステム』を導入し、送受信したメールが残ることを周知することで、メール上での不正行為を思い留まる効果が期待できます。そのため、重要な機密情報が企業から漏えいしないようにする予防的な効果もあります。また、監査や社内規定などの要請に応じて、特定のメールを過去に遡ってすぐに参照できる体制を整えておくことができます。

メールアーカイブソフトウェア製品の多くは、メールを利用するユーザの数に応じてライセンスが設定されており 高価で導入が進まないという問題がありました。しかし、OSSで構築することにより、安価に情報を保全することが可能になります。

『OSSメールアーカイブシステム』の特徴

  1. WEBインタフェースから確認可能

    管理者用のWEBインタフェースから、アーカイブされたメールを確認することができます。PCに専用ソフトウェアのインストールなどは不要でWEBブラウザがあれば、どこからでもアクセスできるため、テレワークなどで自身のPCなどを利用している場合でも利用可能です。

  2. 検索機能ですぐにメールが見つかる

    メールアーカイブのOSSである『Messasy(メザシ)』は、手軽にメールアーカイブ機能が導入できるという一方、大量のメールを検索するには時間がかかりすぎてしまうという課題がありました。『OSSメールアーカイブシステム』では、メールをすぐに検索・抽出できるようなデータ構造となっており、約400万件のメールから特定のメールを約20秒で検索することが可能です。そのため、大量のアーカイブメールから特定のメールをすぐに見つけることができます。検索条件もメッセージ全体だけでなく、件名や宛先など絞り込み検索も可能です。

  3. オンプレミス環境にデータ保存が可能

    昨今、クラウド型のメールアーカイブシステムが多く提供されています。しかし、社内の規約や機密情報に関連して、クラウドサービスの利用が憚られることがあります。そのような場合、『OSSメールアーカイブシステム』をオンプレミス環境に構築することで、メールデータをクラウドに上げることなく社内環境で安全に管理することができます。

  4. ユーザ数による追加課金なく運用可能

    『OSSメールアーカイブシステム』はOSSだけでメールアーカイブシステムを構築するため、ユーザ数による追加課金はありません。そのため、初期構築費用と保守費用のみで利用することができます。

価格

  • 構築費用:80万6,000円〜(ハードウェア別)
  • 保守費用:37万4,000円〜(1年間)

    詳しくはお問い合わせください(お問い合わせ先:https://www.designet.co.jp/contact/

デージーネットのサービス

  1. システムの構築

    デージーネットでは、OSSを利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。

  2. 導入後支援サービス

    デージーネットでシステムを構築した場合、Open Smart Assistanceという導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。

    • Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)
    • セキュリティ情報提供
    • 点検とチューニング
    • 障害調査、障害回避
    • 障害時オンサイト対応
    • 障害時システム再構築
    • 運用サービス
    • ソフトウェアのアップデート

参考URL

デージーネットのOSS『Messasy』

Messasy(Message Archive System)とは、メールを保存するソフトウェアです。メールはMaildir形式で保存されますので、imapサーバを利用して検索、閲覧することが可能です。

→詳細はこちら

オープンソース(Messasy)

構築事例:Messasyを利用したメールアーカイブシステム

オープンソースソフトウェア「Messasy」を利用して、メールアーカイブシステムを構築しました。保存したメールが、IMAPで参照できるので、管理者が普段使い慣れているメールクライアントを使って、様々な条件で検索を行うことができるように、設定を行いました。

→詳細はこちら

構築事例(Messasy)

会社概要

会社名: 株式会社  デージーネット
代表者: 代表取締役  恒川 裕康
本社   : 〒465-0025  愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL   : https://www.designet.co.jp/

<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/

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