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サーバ管理について

システム管理のつぼ(2012年11月号)

フロンティア開発部 米山陽介

サーバ管理にて下記のような管理になっていませんか?
・いつから問題が発生していたのかわからない
・障害の原因を追求していない
・いつ、何のため、誰が、その設定を変更したのか分からない
・システム導入以来、セキュリティ対策を行っていない
・サーバに処理の余裕があるかどうかも分からない
・気付いたらファイルシステムフルになっていた

このような管理にならないために、サーバの管理プロセスが存在します。
「ITサービスマネージメント規格ISO/IEC 20000」の管理プロセスが下記の5つとなっています。
1, インシデント管理
2, 問題管理
3, 構成管理
4, 変更管理
5, リリース管理

弊社では、OSSサーバの場合には、更に次の2つの管理要素が必要であると考えています。

1, 状態管理
OSSサーバは利用者の用途に合わせてオリジナルのシステムを構成できます。
よって、システム要件やパフォーマンスの基準は存在しません。
システムの定常状態と、状態遷移を把握し、障害やシステム拡張の時期を予測する必要があります。

2, セキュリティ管理
セキュリティ情報の収集を行い、システムに必要な情報を切り分けます。
設定が必要な際には、影響度の把握を行い、対策を実施します。
これにより、システムをセキュリティの保たれた適切な状態に保つ必要があります。

デージーネットでは、「システム構築サービス」や「システム保守サービス」等で、 この7つのステップを踏まえ、適切なサーバ管理ができるように支援しています。

デージーネットマガジン2012年11月号記事一覧

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