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OSSのパラダイム(需要適合の原則)

システム管理のつぼ(2013年11月号)

フロンティア開発部 米山陽介

デージーネットマガジン9月号にてOSSのパラダイムについて紹介させていただきました。今月号は、「需要適合の原則」について紹介していきます。

世の中には、様々なソフトウェアが存在しています。製品は、ソフトウェアを利用する人の需要だけでなく、競合製品との競争戦略、価格設定などのマーケット戦略など大きな影響を与えます。一方、OSSにとってそれらの戦略的要素は無関係であり、利用者の要望がソフトウェアに直接反映されやすい状況にあります。

利用者の要望がソフトウェアに直接反映されやすい状況にあるため、多くの人が利用するソフトウェアや機能ほど、改良されやすい傾向にあります。よって、多くの人が使っている環境では、小さなことでもすぐに改良され、安定した動作が期待できます。

しかし、あまり使われないソフトウェアや機能は、改良が遅くなります。こうしたことは、ソフトウェアの安定性に重大な影響を与えます。つまり、他の人があまり使わないような機能や珍しい状況で利用すると、上手く動作しない可能性があるということになります。

安定性を求めるのであれば、あまり使われていないソフトウェアやバージョンであったり、推奨されていない環境での使用は避けたほうが良いかもしれません。しかし、使っていけないという訳ではありません。もし、使いたい場合は、動作の検証をしっかり行い、リスクを認識した上で、使う必要があります。

デージーネットでは、様々な要望にお答えするため、あまり使われていない機能を使うことがあります。その際は、ソースコードを読んで動作を理解したり、作成元に確認するなどして、動作の検証を取った上で、機能を使うようにしています。また、当然リスクが発生することをお客様にも説明し、ご理解をいただくよう心がけています。

デージーネットマガジン2013年11月号記事一覧

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