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自治体へのオンプレミスのWeb会議システム導入事例

ソリューション開発部 川上 拓哉

今回は、市役所様のWeb会議システム導入事例です。お客様から、離れた部署の職員が集まって開催する会議や、新型コロナウィルス対策のため庁内で行う会議をWeb上で行いたいというご要望がありました。

お客様の課題・要望

  • 拠点間での打ち合わせを行うツールがない
  • インターネット経由の通信で機密性重要度の高い個人情報を扱うことは、自治体のセキュリティ基準上、禁止になっているのでクラウドのツールは使用できない

デージーネットからのご提案

  • OSSのWeb会議システム「Jitsi」を提案

    Jitsiとは、オープンソースソフトウェアのWeb会議システムです。ウェブブラウザを使用して、Web会議を行なうことができます。特徴として、オンプレミスやクラウド上の専用システムとして構築することができるので、安心してWeb会議を利用することができます。

  • 「Jitsi」を安価でスピーディに構築できるサービスを提案

    お問合せをいただいていた際に、新型コロナウイルス感染症対策におけるテレワークに対応して、Jitsiを最短1週間で利用開始できるキャンペーンを行っていました。そのキャンペーンを提案し約2週間程度で導入を完了させました。

提案・導入にあたり工夫したポイント

  • 「Jitsi」を使用しての打ち合わせ

    実際に「Jitsi」を利用した打ち合わせを行いました。使用感や操作感を知ってもらうことができました。また、実際の利用想定を考慮し、現地での動作確認を提案し、現地で動作確認もおこないました。

  • お客様仮想基盤上に弊社からリモートで構築作業を実施

    早急にWeb会議が必要ということもあり、新たにハードをウェアを用意するのではなく、お客様の仮想環境上に構築しました。OSを準備や弊社からの接続環境を整備してもらい、リモートでの構築を行いました。

お客様の声

Web会議システムとして必要な基本機能は揃っており、庁内の業務における働き方改革に貢献するツールの1つとして重宝しています。使い方として40~50人規模の会議も行うことができました。有線接続の庁内LAN内での利用のため通信遅延も少なく、庁内全体で快適な会議が実施できています。

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構築事例(Jitsi)

自治体様から、離れた部署の職員が集まって開催する会議や、新型コロナウィルス対策のため庁内の中で行う会議をWeb上で行いたいというご要望がありました。弊社では、オープンソースのWeb会議システムであるJitsiを提案いたしました。

デージーネットからのお知らせ

CentOS Linux 8のサポート終了後も安心を提供アップデート パッケージ提供により2022年以降も継続利用可能に 2021年1月22日より受付開始

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無料資料ダウンロードに【Prometheus調査報告書】を掲載しました。

オープンソースの監視システムには、Zabbix、Icinga2、Cacti等がよく使用されていますが、Prometheusもオープンソースの監視システムのひとつです。Prometheusは、監視対象の数が多いシステムや動的に監視対象が変化するシステムに対応できる監視ソフトウェアとして知られています。本書は、Prometheusについて調査した内容をまとめたものです。

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日本企業のメールセキュリティ対策調査結果 DNS電子署名の対策進み安全なメールサーバが3倍に増加

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