構築事例:自治体へオンプレミスのWeb会議システム導入
自治体様から、離れた部署の職員が集まって開催する会議や、新型コロナウィルス対策のため庁内の中で行う会議をWeb上で行いたいというご要望がありました。検討した結果、弊社では自治体向けのオープンソースのWeb会議システムであるJitsiを提案いたしました。
- お客様が悩まれていた課題
- 拠点間での打ち合わせを行うツールがない
- インターネット経由の通信で機密性重要度の高い個人情報を扱うことは、自治体のセキュリティ基準上、禁止になっているのでクラウドのツールは使用できない
- +導入企業プロフィール
- ★
導入企業業種
官公庁・自治体
ユーザー規模
約30,000人
利用OS
Ubuntu
導入月
2020年6月
デージーネットが提案した「自治体へオンプレミスのWeb会議システム導入」
オンプレミス環境で構築できるWeb会議システムJitsiを提案
Jitsiとは、オープンソースソフトウェアのWeb会議システムです。PCのウェブブラウザを使用するので、パソコンがあれば簡単にオンライン上で遠隔にいる人とWeb会議を行なうことができます。相手の顔をみながら社員同士で気軽にコミュニケーションをとることが可能です。会議室では、チャットや画面の共有も可能です。特徴として、オンプレミスやクラウド上の専用システムとして構築することができるので、安心してWeb会議を利用することができます。また、利用ユーザ数や時間の制限もユーザの登録やログインも不要です。そのため、インターネット上に情報をおくことができない地方自治体、行政などの官公庁や企業での利用に向いています。デージーネットでは、システムを導入した実績も多く存在します。Jitsiには、「Jitsi meet」という専用のアプリがあるのでアプリをダウンロードすることでスマートフォンやタブレットからもWeb会議をすることができます。
「Jitsi」を安価でスピーディに構築できるサービスを提案
お問合せをいただいていた際に、新型コロナウイルス感染症対策におけるテレワークに対応して、Jitsiを最短1週間で利用開始できるキャンペーンを行っていました。そのキャンペーンを提案し約2週間程度で設定、導入を完了させました。
「Jitsi」を使用しての打ち合わせ
実際に「Jitsi」を利用した打ち合わせを行いました。使用感や操作感を知ってもらうことができました。また、実際の利用想定や状況を把握するために、現地での動作確認を提案し、現地で動作確認もおこないました。
お客様仮想基盤上に弊社からリモートで構築作業を実施
コロナの影響で、早急にWebで会議できるツールが必要ということもあり、新たにハードをウェアを用意するのではなく、お客様の仮想環境上に構築しました。そのため、OSを準備や弊社からの接続環境を整備してもらい、リモートでの構築を行いました。
導入後の結果
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