よくある質問・用語集

  • もっと調べる

SANとは

SANとはStrorage Area Networkの略で、ディスク装置などのストレージデバイスとコンピュータをSCSIプロトコルを利用して結合したネットワークシステムのことである。

SANは、コンピュータとストレージの接続に高速なファイバーチャネルを使って構築するが、近年、iSCSIの登場により、イーサーネットを利用して構築されるケースも登場している。

SANの特徴は、多数のコンピュータとストレージをつないだ環境であることが挙げられる。つまり、一つのストレージに対して多数のコンピュータがSCSIプロトコルを利用してアクセス可能ということを意味する。一つの巨大なストレージを分割して利用することができる他、データ共有可能な環境を提供することができる。

データ共有環境として利用する場合には、注意しなければならないポイントがいくつかある。同じデータを複数のコンピュータから更新をかけると、壊れてしまう可能性がある。これを回避するため、各コンピュータにエージェントを用意して互いの書き込みを監視したり、ロック管理をするなどの仕組みを用意したり、共有を前提としたクラスタファイルシステムを利用するなど、システムで考慮する必要がある。

【カテゴリ】:ネットワークインフラ  

  • もっと調べる

【共催セミナー】研修管理・運用の負担を軽減 学習管理システム(LMS)紹介セミナー

日程: 5月23日(木)Webセミナー「BigBlueButton」を使用します。
内容: 社内研修の課題を解決できる学習管理システム(LMS)について紹介します。
ご興味のあるかたはぜひご参加ください。

セミナー申込

関連用語

SANに関連するページ(事例など)

SANとは先頭へ