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1. 概要

1.1. 本ドキュメントについて

このドキュメントは、Cockpit-Config-Editorのマニュアルです。
  • 本マニュアルは、株式会社デージーネットにより作成されました。

1.2. 本ドキュメントの対象となるソフトウェア

本ドキュメントは、次のバージョンのソフトウェアの動作をもとに執筆されています。
  • cockpit 286.2

Cockpit-Config-Editorの動作対象OSは次の通りです。
  • Red Hat Enterprise Linux 9
  • AlmaLinux 9

1.3. Cockpit-Config-Editorについて

Cockpit-Config-Editorは、Cockpitのプラグインとして動作する設定ファイル管理ツールです。
設定ファイルの編集、バックアップ管理、復元操作をWebインターフェースから簡単に行えるようにします。

_images/cce_image.png

同様に、Cockpit上でファイルの編集などの操作ができるプラグインに「cockpit-files」があります。
多機能で柔軟なファイル操作が行えますが、Cockpit-Config-Editorと比較して、次のような違いがあります。

Cockpit-Config-Editorとcockpit-filesの違い
  Cockpit-Config-Editor cockpit-files
ファイルの権限
  • ユーザごとに編集できるファイルを設定するので、必要なファイルのみを操作させることができる
  • root権限を持ったユーザの場合、全てのファイルについて操作できてしまう
編集対象のファイル
  • 環境設定ファイルにて、編集対象のファイルについての説明やコメントを記載できるので、どのようなファイルなのかが分かりやすい
  • 実際のファイル名から判断する必要があるので、操作する人によっては分かりづらい
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