



Next: A. Appendix Up: SaMMAadmin Previous: 3. インストール
- 4.1 基本的な機能
- 4.2 SaMMAadminプラグインのWEBインタフェースの画面構成
- 4.2.1 SaMMAadmin管理者用画面
- 4.2.1.1 管理者用SaMMA管理メニュー画面
- 4.2.1.2 管理者用内部ドメイン設定一覧画面
- 4.2.1.3 管理者用内部ドメイン設定追加画面
- 4.2.1.4 管理者用内部ドメイン設定変更画面
- 4.2.1.5 管理者用受信者設定一覧画面
- 4.2.1.6 管理者用受信者設定追加画面
- 4.2.1.7 管理者用受信者設定変更画面
- 4.2.1.8 管理者用通知メールテンプレート編集画面
- 4.2.1.9 管理者用SaMMA設定ファイル編集画面
- 4.2.1.10 管理者用ユーザアカウント検索画面
- 4.2.1.11 管理者用ユーザの受信者設定一覧画面
- 4.2.1.12 管理者用ユーザの受信者設定追加画面
- 4.2.1.13 管理者用ユーザの受信者設定変更画面
- 4.2.1.14 ユーザ用暗号化設定一覧画面
- 4.2.1.15 ユーザ用暗号化設定追加画面
- 4.2.1.16 ユーザ用暗号化設定変更画面
- 4.2.1 SaMMAadmin管理者用画面
4. 操作方法
SaMMAadminの利用方法を次の順に解説します。
- 基本的な機能
- SaMMAadminプラグインのWEBインタフェースの画面構成
4.1 基本的な機能
SaMMAadminには次のような機能があります。
- 管理者用インタフェース
- 内部ドメイン設定管理機能
- 内部ドメイン設定の追加
- 内部ドメイン設定の変更
- 内部ドメイン設定の削除
- 受信者設定管理機能
- 受信者設定の追加
- 受信者設定の変更
- 受信者設定の削除
- 通知メールテンプレートの管理
- SaMMA設定ファイルの管理
- ユーザごとの受信者設定管理機能
- ユーザの受信者設定の追加
- ユーザの受信者設定の変更
- ユーザの受信者設定の削除
- 内部ドメイン設定管理機能
- ユーザ用インタフェース
- 暗号化設定の追加
- 暗号化設定の変更
- 暗号化設定の削除
4.2 SaMMAadminプラグインのWEBインタフェースの画面構成
SaMMAadminプラグインのWEBインタフェースの画面構成は図のようになっています。
4.2.1 SaMMAadmin管理者用画面
4.2.1.1 管理者用SaMMA管理メニュー画面
[SaMMA管理]タブをクリックしてSaMMAadmin管理者用メニュー画面を表示します。
内部ドメイン設定を追加・変更・削除するには、[内部ドメイン設定]ボタン/リンクをクリックし、内部ドメイン設定画面に移動します。
受信者設定を追加・変更・削除するには、[受信者設定]ボタン/リンクをクリックし、受信者設定画面に移動します。
通知メールテンプレートを変更するには、[テンプレート編集]ボタン/リンクをクリックし、通知メールテンプレート編集画面に移動します。
SaMMAの設定ファイルを変更するには[設定ファイル編集]ボタン/リンクをクリックし、設定ファイル編集画面に遷移します。
4.2.1.2 管理者用内部ドメイン設定一覧画面
内部ドメイン設定の一覧が表示されます。
内部ドメイン/メールアドレスについて添付ファイルの暗号化を行う場合は暗号化ルール「○」、添付ファイルの暗号化を行わない場合は暗号化ルール「×」が表示されます。
- 内部ドメインの新規追加
[新規追加]
ボタンをクリックし、内部ドメイン設定追加画面に移動します。 - 内部ドメインの変更
変更したい内部ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、内部ドメイン設定変更画面に移動します。 - 内部ドメインの削除
- 内容を確認して削除
削除したい内部ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、内部ドメイン設定編集画面に移動します。 - まとめて削除
削除したい内部ドメイン/メールアドレスのチェックボックスにチェックをし、[チェックした設定を削除]ボタンをクリックします。
内部ドメインDBファイルから、該当の内部ドメイン/メールアドレスが削除されます。
- 内容を確認して削除
4.2.1.3 管理者用内部ドメイン設定追加画面
内部ドメイン設定を登録します。
- 内部ドメインの追加
次の項目を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
- ドメイン名/メールアドレス
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
4.2.1.4 管理者用内部ドメイン設定変更画面
内部ドメイン設定の変更・削除を行います。
- 内部ドメイン設定の変更
暗号化ルールを選択し、[更新]ボタンをクリックします。- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
- 内部ドメイン設定の削除
[削除]
ボタンをクリックします。
内部ドメインDBファイルから、該当の内部ドメイン/メールアドレスが削除されます。
4.2.1.5 管理者用受信者設定一覧画面
受信者として認識させるメールアドレス/ドメインの一覧を表示します。
添付ファイルの暗号化を行う際の暗号化パスワードの設定が自動生成の場合は、暗号化パスワード「ランダム」、暗号化パスワードの設定が個別設定の場合は暗号化パスワード「個別」が表示されます。
受信者ドメイン/メールアドレスに対して添付ファイルの暗号化を行う場合は、暗号化ルール「○」、添付ファイルの暗号化を行わない場合は暗号化ルール「×」が表示されます。
受信者ドメイン/メールアドレスに対して暗号化ファイルの拡張子が設定されている場合は、指定されている拡張子が表示されます。
※ 環境設定ファイル(web.conf)にExtensionDBの項目が設定されていない場合、拡張子の欄は表示されません。
- 受信者設定の追加
[新規追加]
ボタンをクリックし、受信者設定追加画面に移動します。 - 受信者設定の変更
変更したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、受信者設定変更画面に移動します。 - 受信者設定の削除
- 内容を確認して削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、受信者設定変更画面に移動します。 - まとめて削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスのチェックボックスにチェックをし、[チェックした設定を削除]ボタンをクリックします。
受信者DBファイルと暗号化ファイル拡張子DBから、該当の受信者ドメイン/メールアドレスが削除されます。
- 内容を確認して削除
4.2.1.6 管理者用受信者設定追加画面
受信者設定を登録します。
- 受信者設定の追加
次の項目を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
- ドメイン名/メールアドレス
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
- 暗号化ファイル拡張子
- 設定されている場合、暗号化ファイルの拡張子を変更します。
項目 | 説明 | 必須 |
ドメイン名/メールアドレス | 設定変更を行う受信者のドメイン名もしくはメールアドレス | ○ |
暗号化パスワード(個別) | 暗号化を行う際の個別パスワード | ○ ※「個別」選択時 |
暗号化ファイル拡張子 | 暗号化ファイルの拡張子 | ー |
4.2.1.7 管理者用受信者設定変更画面
受信者設定の変更・削除を行います。
- 受信者設定の変更
次の項目を入力し、[更新]ボタンをクリックします。
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
- 拡張子
- 設定されている場合、暗号化ファイルの拡張子を変更します。
- 暗号化パスワード
- 受信者設定の削除
[削除]ボタンをクリックします。
受信者DBファイルと暗号化ファイル拡張子DBファイルから、該当の受信者ドメイン/メールアドレスが削除されます。
4.2.1.8 管理者用通知メールテンプレート編集画面
パスワード通知メールのテンプレートを編集します。
- 通知メールテンプレートの編集
テンプレートの内容を編集し、[更新]ボタンをクリックします。
通知メールテンプレートファイルを更新し、通知メールテンプレートの再読み込みを行います。 - ヘルプの表示
[ヘルプ]
ボタンをクリックします。
通知メールテンプレートに使用できるタグの一覧画面を別ウィンドウで表示します。
タグ名 | 説明 |
<@@TOADDR@@> |
送信メールアドレスに置き換えられます |
<@@SUBJECT@@> |
メールの件名に置き換えられます |
<@@PASSWORD@@> |
自動生成パスワードに置き換えられます |
<@@RCPTLIST@@> |
自動生成パスワードで暗号化したメールの受信者に置き換えられます |
<@@FILENAME@@> |
添付ファイル名に置き換えられます |
<@@DATE@@> |
メールの日付に置き換えられます |
4.2.1.9 管理者用SaMMA設定ファイル編集画面
SaMMAの設定ファイルを編集します。
- 設定ファイルの編集
以下の項目を入力し、[更新]ボタンをクリックします。
- 外部連携用パスワード
- Syslogファシリティ
- 一時格納ディレクトリ
- zipコマンドパス
- zipコマンドオプション
- 内部ドメインDB形式/パス
- 同じファイル名で形式のみ変更することはできません。
- 存在しないファイル名を指定した場合は、新規に内部ドメインDBファイルを指定の形式で作成します。
- 受信者DB形式/パス
- 同じファイル名で形式のみ変更することはできません。
- 存在しないファイル名を指定した場合は、新規に受信者DBファイルを指定の形式で作成します。
- 通知メールテンプレートパス
- 存在しないファイル名を指定した場合は、新規に通知メールテンプレート作成します。
- sendmailコマンドパス/オプション
- 暗号化ZIPファイルフォーマット
- 一時保存ディレクトリ
- パスワード文字数
- ファイル名変換文字コード
- デフォルト処理
- デフォルトパスワード
- ユーザ個別設定
- LDAPサーバ
- LDAPポート
- LDAPベースDN
- LDAPバインドDN
- LDAPバインドパスワード
- LDAPフィルタ
項目 | 説明 | 必須 |
外部連携用パスワード | 外部連携の際に使用するのパスワード | ○ |
Syslogファシリティ | ログ出力先のsyslogファシリティ | — |
一時格納ディレクトリ | 暗号化ZIP変換を行うファイルを一時的に格納するディレクトリ | ○ |
zipコマンドパス | zipコマンドのパス | ○ |
zipコマンドオプション | zipコマンドの追加オプション | — |
内部ドメインDB形式/パス | [l]内部ドメインDBの形式と内部ドメインDBファイルのパス
形式:hashまたはbtree |
— |
受信者DB形式/パス | [l]受信者DBの形式と受信者DBファイルのパス
形式:hashまたはbtree |
— |
通知メールテンプレートパス | パスワード通知メールのテンプレートファイルのパス | ○ |
sendmailコマンドパス/オプション | sendmailコマンドのパスとオプション | ○ |
暗号化ZIPファイルフォーマット | 暗号化ZIP変換後のファイル名のフォーマット | ○ |
一時保存ディレクトリ | サイズの大きいメールを受け取った場合に一時的に保存するディレクトリ | ○ |
パスワード文字数 | 自動生成するパスワードの長さ | — |
ファイル名変換文字コード | 添付ファイル名を変換する文字コード | ○ |
デフォルト処理 | [l]受信者DBで暗号化方法が決まらなかった場合の
暗号化処理の有無 暗号化する:暗号化処理を行う 暗号化しない:暗号化処理を行わない |
○ |
デフォルトパスワード | 受信者DBで暗号化方法が決まらなかった場合の暗号化処理に使うパスワード | — |
ユーザ個別設定 | [l]ユーザの個別設定の有無
有効:ユーザの個別設定を使用する 無効:ユーザの個別設定を使用しない |
○ |
LDAPサーバ | LDAPサーバのIPアドレス | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
LDAPポート | LDAPサーバのポート番号 | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
LDAPベースDN | LDAPサーバの検索を開始するベースDN | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
LDAPバインドDN | LDAPにバインドするDN | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
LDAPバインドパスワード | LDAPにバインドするDNのパスワード | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
LDAPフィルタ | ユーザ検索を行う際に使用するLDAPの検索フィルタ | ○ ※ユーザ個別設定が有効時 |
4.2.1.10 管理者用ユーザアカウント検索画面
postLDAPadminのユーザアカウント検索画面を表示します。
- ユーザの受信者設定の追加・編集・削除
- 受信者設定を行うユーザのSaMMAの編集ボタンをクリックし、ユーザの受信者設定一覧画面に移動します。
4.2.1.11 管理者用ユーザの受信者設定一覧画面
現在登録されている受信者設定の一覧が表示されます。
- ユーザの受信者設定の新規追加
[新規追加]
ボタンをクリックし、ユーザの受信者設定追加画面に移動します。 - ユーザの受信者設定の変更
変更したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、ユーザの受信者設定変更画面に移動します。 - ユーザの受信者設定の削除
- 内容を確認して削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、ユーザの受信者設定変更画面に移動します。 - まとめて削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスのチェックボックスにチェックをし、[チェックした設定を削除]ボタンをクリックします。
データベースから、該当の暗号化ルールのエントリが削除されます。
- 内容を確認して削除
4.2.1.12 管理者用ユーザの受信者設定追加画面
ユーザの受信者設定を登録します。
- ユーザの受信者設定の追加
次の項目を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
- ドメイン名/メールアドレス
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
項目 | 説明 | 必須 |
ドメイン名/メールアドレス | 設定変更を行う受信者のドメイン名もしくはメールアドレス | ○ |
暗号化パスワード(個別) | 暗号化を行う際の個別パスワード | ○ ※「個別」選択時 |
4.2.1.13 管理者用ユーザの受信者設定変更画面
ユーザの受信者設定の変更・削除を行います。
- ユーザの受信者設定の変更
次の項目を入力し、[更新]ボタンをクリックします。
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
- 暗号化パスワード
- ユーザの受信者設定の削除
[削除]
ボタンをクリックします。
データベースから、該当の暗号化ルールのエントリが削除されます。
4.2.1.14 ユーザ用暗号化設定一覧画面
ログインユーザの受信者設定の一覧が表示されます。
- 受信者設定の新規追加
[新規追加]
ボタンをクリックし、受信者設定追加画面に移動します。 - 受信者設定の変更
変更したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、受信者設定変更画面に移動します。 - 受信者設定の削除
- 内容を確認して削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスの鉛筆マークの編集ボタンをクリックし、受信者設定変更画面に移動します。 - まとめて削除
削除したい受信者ドメイン/メールアドレスのチェックボックスにチェックをし、[チェックした設定を削除]ボタンをクリックします。
データベースから、該当の暗号化ルールのエントリが削除されます。
- 内容を確認して削除
4.2.1.15 ユーザ用暗号化設定追加画面
ログインユーザの受信者設定を登録します。
- 受信者設定の追加
次の項目を入力し、[新規追加]ボタンをクリックします。
- ドメイン名/メールアドレス
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
項目 | 説明 | 必須 |
ドメイン名/メールアドレス | 設定変更を行う受信者のドメイン名もしくはメールアドレス | ○ |
暗号化パスワード(個別) | 暗号化を行う際の個別パスワード | ○ ※「個別」選択時 |
4.2.1.16 ユーザ用暗号化設定変更画面
ログインユーザの受信者設定の変更・削除を行います。
- 受信者設定の変更
次の項目を入力し、[更新]ボタンをクリックします。
- 暗号化パスワード
- ランダム…自動生成された文字列をパスワードとします。
- 個別…指定した文字列をパスワードとします。
- 暗号化ルール
- 対象…暗号化を行います。
- 非対象…暗号化を行いません。
- 暗号化パスワード
- 受信者設定の削除
[削除]
ボタンをクリックします。
データベースから、該当の暗号化ルールのエントリが削除されます。




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02年08月20日