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Kubernetesのローリングアップデート
Kubernetesのローリングアップデート
ローリングアップデートとは、KubernetesでDockerコンテナを使ったサービスのアップデート作業を行う手法です。この方法を使うと、従来のサーバでのアップデート作業に比べ、非常に安全かつ確実にアップデート作業を行うことができるようになります。ここでは、Kubernetesのローリングアップデート機能の概要について解説します。
ローリングアップデートとは?
ローリングアップデートとは、同じ機能を持った複数のコンピュータで構成している場合のシステムをアップデートする手法の一つです。システムの稼動状態を維持しながら、1台ずつ順番にアップデートを行っていきます。
例えば、4台のWebサーバをロードバランサーで負荷分散しているシステムを例にとってみます。性能を犠牲にすることができる場合には、1台のコンピュータをロードバランサから切り離し、アップデートした後でシステムに組込むという作業を繰り返すことになります。
もし、性能を犠牲にすることができない場合には、別のコンピュータに新しいWebサーバを構築し、まず一台を入れ替えます。次に、入れ替えたコンピュータをアップデートして、また入れ替えをします。
このように、1台ずつを順番に入れ替えることからローリングアップデートと呼ばれています。
ローリングアップデートのメリットとデメリット
ローリングアップデートのメリットは、無停止でシステムのバージョンアップを実現できることです。ただ、手順は非常に煩雑ですし、システムの切り替えが4回も発生する可能性があります。さらに、アップデート作業を行っている間は、2つのバージョンが混在することになります。
そのため、トラブルシューティングを行いにくかったり、管理の手順が違ってしまうなどのデメリットがあります。
Kubernetesのローリングアップデート
Kubernetesでは、ローリングアップデートを支援する機能を持っています。
Kubernetesのローリングアップデート機能は、デプロイメント内のPod数の上限を一時的に引き揚げます。そして、古いPodから新しいPodに順次入れ替えを行っていきます。一度にアップデートを行うPodの数は、設定によって調整することができます。
Kubernetesローリングアップデートの詳細手順
ローリングアップデートのオペレーション手順の詳細については、「Kubernetes調査報告書」の「Chapter 8 コンテナアップデートの作業検証」を参照してください。
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