添付ファイルとは
添付ファイルとは、一般的にEメールの本文とは別に付与されているファイルのことである。添付ファイルとして送付されるファイルは、バイナリファイルなどの本文に記載できない形式の場合が多い。
添付ファイルとして文章以外のデータをやり取りできるのは、便利な反面、問題も存在する。例えば添付ファイルを受信する側の立場では、添付ファイルとして送られてきたファイルがコンピュータウィルスなどの場合がある。この場合、個人レベルでは見知らぬ相手からの添付ファイルは開かない、ウィルス対策のソフトウェアを導入するなどの対応が必要になる。またシステム管理者のレベルでは、危険な添付ファイルを含むメールがユーザに届く以前で除外するなどの仕組みを考慮する必要がある。
逆に添付ファイルを送信する立場では、まず添付ファイルのサイズに気を配る必要がある。あまりに大きなサイズの添付ファイルを送信すると、宛先のメールサーバでメールが拒否される可能性があるからである。また添付ファイルに含まれる機密情報や個人情報にも注意が必要である。機密情報や個人情報を含む添付ファイルを間違った宛先に送付した場合に、情報が流出するリスクがあるからである。
添付ファイルの送信時のリスクを抑えるには「メール承認システム」や「SaMMA」などのソフトウェアをシステムに導入し、メールの2重チェックや添付ファイルの暗号化を強制する仕組みを導入する必要がある。
【カテゴリ】:メール関連技術  標的型攻撃対策  
【Webセミナー】OSSのおすすめメーリングリストシステム紹介セミナー
日程: | 10月23日(水)Webセミナー「BigBlueButton」を使用します。 |
内容: | OSSで実現可能なメーリングリストシステムをご紹介します。 |
ご興味のあるかたはぜひご参加ください。 |