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コロナ禍における企業の社内教育にもICT教育の導入を 動画受講の確認や成績管理も可能なeラーニングシステム 『LearNET(ラーネット)』2021年10月1日より提供開始

2021年8月26日 プレスリリース



コロナ禍における企業の社内教育にもICT教育の導入を
動画受講の確認や成績管理も可能なeラーニングシステム
『LearNET(ラーネット)』2021年10月1日より提供開始

2021年8月26日
株式会社デージーネット

オープンソースソフトウェア※1(以下、OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、2021年10月1日(金)より、企業向けeラーニングシステム『LearNET(ラーネット)』を提供開始します。
『LearNET(ラーネット)』は複数のOSSを組み合わせ、成績管理や動画の視聴状況など、受講者の管理機能を充実させたeラーニングシステムです。各社専用のeラーニングシステムを構築することで、機密情報や社外秘等を含む研修であってもセキュアに管理することが可能になります。

(※1)オープンソースソフトウェア
オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。

LearNETのイメージ

『LearNET(ラーネット)』を使った社内教育のイメージ

企業における社内研修の課題

リモートワークが当たり前となった今、社内の研修方法も直接の指導ではなく、動画やウェビナーを利用して研修を行う『eラーニング』での研修方法に変化してきています。しかし、企業でeラーニングを実施する場合、以下のような課題があります。

学習状況の把握が難しい

企業で実施する社内研修では、研修の受講状況や課題の成績などが人事評価に影響する場合もあります。対面で行う研修と異なり、eラーニングでの研修は受講の様子を直接見ることができないため、きちんと研修を受けているのか把握できない、という課題があります。それに伴い、人事評価においても正しく社員を評価できているか不安に思う管理者もいます。
特に動画を使ったオンデマンド型の研修では、「受講者が動画を飛ばしていないか」「きちんと最後まで見たのか」という動画の視聴状況も学習管理を行う上で、重要なポイントとなります。

社外秘を含む研修の動画や教材の管理

社内独自の研修をeラーニングで実施するためには、動画を管理したり上記のような学習状況を管理するシステムが必要です。現在、クラウドサービスで提供されているeラーニングシステムも多く利用されています。しかし、社内研修や作業の動画マニュアルとなると、機密情報や社外秘を扱うこともあり、クラウド上のeラーニングサービスの利用が憚られることがあります。

動画視聴状況を含む学習管理が可能なeラーニングシステム

『LearNET(ラーネット)』の最大の特徴は、動画と連携した学習状況管理です。
今まで一つのソフトウェアでは確認できなかった『動画の視聴状況』を、複数のソフトウェアを組み合わせデータを解析することで、成績管理画面から受講者が動画をどこまで見たか一目で確認できるようにしました。
これにより、動画を使用したeラーニングにおける「ちゃんと受講しているのか分からない」という講師の不安を解消できます。

さらに配信したすべての動画に対し、誰がいつどこまで動画を視聴したかなど、詳細を確認できる管理者専用インタフェースも開発しました。視聴状況はWEB画面だけでなくCSVファイルとしてダウンロードも可能ですので、各講師に担当コースのより詳しい視聴状況をファイルで共有することもできます。これにより、受講者の動画を使用した学習履歴や成績など学習管理を行うことができます。

教材や動画をセキュアに管理

『LearNET(ラーネット)』は、自社内のオンプレミスな環境やプライベートクラウドに構築します。そのため、機密情報や社外秘を含む内容であってもセキュアに管理することが可能です。
また、このシステムに採用しているOSSも世界中の教育現場などで採用されている実績のあるソフトウェアです。導入後も保守サポートとして、デージーネットがセキュリティ情報提供やソフトウェアのアップデートなどを行います。システムの定期点検を行うことで安全に利用できる最適なシステムを維持することが可能です。さらに、OSS はライセンスフリーのため、OSS を利用して構築したe ラーニングシステムでは、ユーザ数による追加課金はありません。

『LearNET(ラーネット)』の特徴

デージーネットが提供するeラーニングシステム『LearNET(ラーネット)』は、以下のような特徴があります。

自動採点ですぐにフィードバック

『LearNET(ラーネット)』では、動画と連携してレポートや確認テストを作成することが可能です。確認テストでは、選択問題や穴埋め問題など固定の正解があるものに対し、予め正解を登録しておくことで、自動採点を行うことも可能です。
動画と連携して自動採点の試験を準備しておくことで、受講者は研修の受講後すぐに合否判定のフィードバックを受けることができます。

受講後の自己学習もサポート

『LearNET(ラーネット)』は、動画だけを確認できる動画管理ページがあります。動画管理ページでは、よく視聴されている動画を確認したり、よく再生する順に動画を表示することも可能です。また、配信された動画を一覧から検索し、視聴することも可能です。これにより、研修受講後の復習ツールとしても動画を活用することができます。

オンラインで対面のような研修も可能 (※別途オプション)

『LearNET(ラーネット)』では、システム内でウェビナーを実施することも可能です。ウェビナーを実施するためのシステムには、世界各国の教育現場でオンライン授業を実施するためのOSSを採用しています。ビデオと音声だけでなく、プレゼンテーション資料も共有でき、資料にはレーザーポインタで指し示したような赤点を表示することができます。また、表示しているプレゼンテーション資料に書き込みを行うことも可能です。これにより、通常の対面のような研修をオンラインで実施することができます。

専用ソフトのインストール不要

『LearNET(ラーネット)』は、研修を実施する側も受講者側もWEBブラウザがあれば利用することができます。そのため専用ソフトウェアのインストールは不要です。
WEBブラウザさえあれば利用できるため、動画を用いたオンデマンド型の受講であれば、受講者の都合の良い時間にどこからでも受講することができます。

今後の展望

現在は、成績管理や動画の視聴状況など受講者の管理面に特化した機能を充実させていますが、今後は、研修動画の登録など運用面の利便性を向上していく開発が行われる予定です。

価格

LearNET(ラーネット)パッケージ提供サービス 200,000円 / 年間
初期構築費用 2,370,000円~(ハードウェア別)
ウェビナーオプション提供サービス 37,000円~/年
ウェビナーオプションの構築費用 370,000円~
保守費用 486,000円~ / 年間

※詳しくはお問い合わせください

デージーネットのサービス

  1. システムの構築

    デージーネットでは、OSS を利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用している OSS は多岐にわたり、お客様に合った OSS でシステム構築を行うことが可能です。

  2. 導入後支援サービス

    デージーネットでシステムを構築した場合、Open Smart Assistance という導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。

    • Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)
    • セキュリティ情報提供
    • 点検とチューニング
    • 障害調査、障害回避
    • 障害時オンサイト対応
    • 障害時システム再構築
    • 運用サービス
    • ソフトウェアのアップデート

参考URL

OSSの学習管理システム〜Canvas LMS〜

Canvas LMSとは、企業の研修や学校などの教育機関で教材配信や成績の管理ができるオープンソースソフトウェアの学習管理システムです。

→詳細はこちら

Canvas LMS

OSSの動画配信サーバ〜AVideo〜

テレワークが普及したことで、動画の活用用途が広がっています。Web会議や研修などでは、動画を録画することができるようになりました。ここでは動画配信や動画管理ができるオープンソースソフトウェアのAVideoを紹介します。

→詳細はこちら

動画配信ページAVideo

会社概要

会社名: 株式会社  デージーネット
代表者: 代表取締役  恒川 裕康
本社   : 〒465-0025  愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL   : https://www.designet.co.jp/

<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/

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