教育機関向けにコストを抑えた動画配信システム構築事例
ソリューション開発部 丸吉 祐也
今回は、教育機関向けに、AVideoを利用した動画配信システムを構築した事例です。古くからある映像データが整理できておらず校内で公開できないことや、有償の動画配信システムは導入・運用コストが高く、限られた予算では導入が難しいという課題がありました。この課題に対して、デージーネットからは、AVideoを利用した動画配信システムの構築をご提案しました。
お客様が悩まれていた課題
お客様は次のような課題がありました。
- 古くからある映像データが整理されておらず、眠ったままで校内で公開ができていない
- 有償の配信システムではライセンス費用が高く、導入をするための予算も限られている
- YouTube等のクラウドサービスに公開をすると、著作権の問題、個人の特定等のリスクがあり心配
デージーネットからの提案
デージーネットからは、以下の2点をご提案しました。
OSSのAVideoを提案
AVideoとは、OSS(オープンソースソフトウェア)の動画配信プラットフォームです。AVideoは、閉鎖環境に動画配信基盤を構築できるため、機密性の高いコンテンツや教育機関・企業内での動画共有に適しています。また、動画のアップロードやカテゴリ管理、ユーザごとのアクセス制御など、動画配信に必要な機能を備えており、ライセンス費用を抑えながら柔軟なシステムを構築できる点も大きな特長です。
ユーザの作成、削除が一括でできるスクリプトを提供
校内での利用のため、特定の時期に多数のユーザの追加と削除を行う必要があり、管理者にとってユーザ管理が大きな負担でした。そこで、ユーザの作成・削除を一括で実施できる管理スクリプトをご提供しました。CSVファイルなどをもとに複数のユーザをまとめて登録・削除できるため、管理者の作業時間を大幅に削減できます。また、手作業による登録ミスや削除漏れの防止にもつながり、運用の効率化と品質向上を実現しました。
導入時の工夫
導入にあたって以下を工夫しました。
ユーザが使いやすいようにプラグインを導入
授業動画や教材動画は長時間になることが多いため、視聴したい箇所へすぐに移動できるよう、チャプター機能を追加しました。利用者は見たい場面をワンクリックで表示でき、学習効率の向上や動画の利便性向上を実現しています。
校内で安心して運用ができるような設定
学校での利用を考慮し、コメント機能については利用範囲や権限を適切に設定しました。これにより、不適切な投稿のリスクを低減し、教育現場でも安心して活用できる動画配信システムを構築しました。
導入後の結果
AVideoの導入により、これまで整理されず活用できていなかった映像データを一元管理し、校内で安全に配信できる環境を構築しました。過去の授業や学校行事などの映像を必要に応じて活用できるようになり、教育資産の有効活用につながっています。また、オンプレミス環境で運用することで、YouTubeなどのクラウドサービスへ公開することなく映像を配信できるため、著作権や個人情報への配慮が必要なコンテンツも安心して取り扱えるようになりました。さらに、OSSであるAVideoを採用したことで、高額なライセンス費用を抑えながら動画配信環境を実現しました。限られた予算の中でも、お客様の要件を満たすシステムを構築し、安全性・利便性・コストのバランスを兼ね備えた動画配信基盤をご提供しています。
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デージーネットからのお知らせ
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