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連携アプリケーションの設定

ここでは、連携するアプリケーションのいくつかについて、設定方法の要約を紹介します。詳細については、「入門LDAP/OpenLDAP 第3版」を参照して下さい。

Linuxユーザ認証

Linuxは、LDAPと連携したユーザ認証ができます。認証は、sssdを利用して行います。次は、sssdのLDAPサーバ設定の例です。

[sssd]
config_file_version = 2
services = nss, pam
domains = LDAP

[domain/LDAP]
id_provider = ldap
auth_provider = ldap
ldap_schema = rfc2307
ldap_uri = ldaps://ldapsrv.designet.jp/
ldap_tls_reqcert = demand
ldap_tls_cacert = /usr/local/etc/openldap/server.pem
ldap_search_base = dc=designet,dc=jp

/etc/nsswitch.confにsssの設定を行うことで、システムの認証を切り替えることができます。

/etc/nsswitch.conf

passwd:     files sss
shadow:     files sss
group:      files sss

Apache

Apacheでは、mod_ldap.so、mod_authnz_ldap.soを利用して、Basic認証でLDAPと連携することができます。次は、その設定例です。

<Directory "/var/www/html">
    Options Indexes FollowSymLinks

    AllowOverride None

    AuthName "LDAP user authentication"
    AuthType basic

    AuthBasicProvider ldap
    AuthLDAPBindDN cn=Admin,dc=designet,dc=jp
    AuthLDAPBindPassword admin
    AuthLDAPURL ldap://ldapsrv.designet.jp/ou=People,dc=designet,dc=jp
    Require ldap-attribute host=www.designet.jp
</Directory>

Postfix

Postfixでは、LDAP検索テーブルを使って、様々な機能でLDAPサーバと連携することができます。次は、LDAP検索テーブルの設定例です。

/etc/postfix/ldap-account.cf

server_host = ldapsrv.designet.jp
server_port = 389
timeout = 10
bind = yes
bind_dn = cn=Admin,dc=designet,dc=jp
bind_pw = admin
scope = sub
search_base = ou=People,dc=designet,dc=jp
query_filter = (uid=%s)
result_attribute = homeDirectory
result_format = %s/Maildir/

次は、LDAP仮想ユーザへメールを配送する場合のPostfixの設定例です。

virtual_mailbox_domains = designet.jp
virtual_mailbox_base = /home/mail
virtual_mailbox_maps = ldap:/etc/postfix/ldap-account.cf
virtual_uid_maps = static:510
virtual_gid_maps = static:510

入門LDAP/OpenLDAP 第3版

2017年11月に発売された第3版です。OpenLDAP2.4の入門書としてGUIを使った管理の解説が充実しました。また、Radiusとの連携、LDAPプログラミングの事例、Microsoft Active Directoryなど、さらに内容が充実しています。本ページは、「入門LDAP/OpenLDAP 第3版」に記載した内容の要約です。LDAPは用語や概念が難しく、体系的に学ぶべき技術分野です。より詳しい情報が必要な場合には、ぜひ書籍をご参照下さい。

OSS情報「OpenLDAP」

OpenLDAP〜OSSのLDAPサーバ〜
OpenLDAPは、OSSのLDAPサーバソフトウェアです。ここでは、OpenLDAPに対するデージーネットの取り組みなどを紹介します。
LDAPサーバ(slapd)
LDAPサーバ(slapd)は、OpenLDAPに付属するLDAPサーバのソフトウェアです。インターネット上で広く利用されてます。LDAPプロトコル Version 2、Version 3に対応したLDAPサーバです。
LDAPサーバ(slapd)の冗長化と拡張機能
LDAPサーバ(slapd)は、様々な用途で利用できるLDAPサーバです。ここでは、LDAPサーバ(slapd)のシステム構成や拡張APIについて紹介します。
LDAPユーティリティコマンド
OpenLDAPには、LDAPユーティリティが付属しています。ここでは、主なLDAPユーティリティの概要を紹介します。
LDAPをGUIで管理するツール
OpenLDAPに付属するLDAPサーバ管理コマンドは、非常に柔軟で便利です。ここでは、用途に合わせたGUI管理ツールを紹介します。
LDAPサーバの連携
LDAPサーバは、様々なアプリケーションと連携することができます。ここでは、デージーネットがLDAPサーバと連携した実績のあるアプリケーションを紹介します。
OpenLDAPサーバ インストール・構築方法
RedHat Enterprise Linux、CentOS、Debian、UbuntuなどのLinuxディストリビューションでは、OpenLDAPはパッケージとして提供されています。ここでは、ソースコードからのインストール方法について解説します。
連携アプリケーションの設定
ここでは、連携するアプリケーションのいくつかについて、設定方法の要約を紹介します。
LDAP管理GUIのインストール
ここでは、phpLDAPadminなどのLDAP管理GUIのインストール方法を解説します。

OpenLDAPによるLDAPサーバのマルチマスタ構成

OSSのLDAPサーバ「OpenLDAP」のミラーモードでLDAPサーバを二重化しました。認証システムの冗長構成が求められていましたが、冗長化ソフトウェアの導入はコスト面で問題がありました。OpenLDAPの柔軟性を活用し、OpenLDAP標準機能であるミラーモードを使う事で、特別な冗長化ソフトウェアを使わずに、LDAPサーバを冗長化しました。

OpenLDAPによるLDAPサーバのユーザ統合管理システム

リモートアクセスの管理などで利用しているLDAPサーバをリプレースしました。これまで利用してきた製品のディレクトリサーバから、OSSのLDAPサーバであるOpenLDAPへ移行することでライセンス費用を抑え、代わりにLDAPサーバを冗長化することができました。

LDAPサーバ冗長化

LDAPサーバをサービス無停止で提供するため、PacemakerとDRBDを利用したHAクラスタでLDAPサーバを構築しました。高信頼性、高可用性が求められる大規模メールシステムのユーザ管理用LDAPサーバを、Linuxクラスタにより構築しました。

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