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働き方改革にビデオ会議のOSS[Jitsi]

今月の気になるオープンソース情報(2018年8月号)

OSS研究室 大野 公善

今回はビデオ会議システムのJitsiをご紹介します。

世間では働き方改革の実現に向けて様々な取り組みが行われています。この取り組みのひとつとしてリモートワークが注目されています。リモートワークとは、在宅勤務やサテライトオフィス勤務等、遠隔地で仕事を行なう働き方のことを言います。リモートワークを行なう場合、遠隔地のメンバー間でコミュニケーションを円滑に行なうことが課題となります。

こんな時に便利なのが「ビデオ会議」です。ビデオ会議とは、遠隔地の拠点間で映像と音声を使って行なう会議のことを言います。メールやチャットとは異なり、相手の顔をみながら、声を聞きながら会議を行なうことができます。ビデオ会議を利用すれば、遠隔地にいながら円滑なコミュニケーションをとることができます。

Jitiはオープンソースのビデオ会議システムです。Jitsiはオープンソースコミュニティとアトラシアン社によって開発されており、Apache License 2.0 のもとオープンソースソフトウェアとして公開されています。

Jitsiには以下のような特徴があります。

ウェブブラウザで使用できます

Jitsiは、ウェブブラウザを使用してビデオ会議を行なうことができます。専用ソフトウェアを必要としませんので、煩雑な準備を行なうことなく、ビデオ会議に参加することができます。

モバイルからも利用できます

スマートフォンからは、アプリ(Jitsi Meet)を使用してビデオ会議に参加することも可能です。操作性のよいアプリを使用することで、ビデオ会議を更に利用しやすくなります。AndroidとiOSのアプリを使用することができます。

デスクトップを共有できます

Jitsiはビデオ会議中にPCのデスクトップを共有することができます。ビデオ会議参加メンバーは、自分のPCのデスクトップ上に開いている任意のウィンドウを、ビデオ会議に参加している他のメンバーに共有することができます。プレゼンテーション資料、サーバへのログイン操作、アプリケーションの操作等を共有することで、遠隔地メンバーへの情報伝達がやりやすくなります。

安全なビデオ会議システムを提供できます

ビデオ会議システムは、SaaS形態のサービスも多く提供されています。しかし、リモートワークでのビデオ会議では、機密情報や個人情報等をやり取りすることも多く、外部サービスを使用することに躊躇することがあります。このような場合、Jitsiを利用すれば自組織専用のシステムを利用することができるため、安心して使えるビデオ会議システムを提供することができます。

デージーネットでは、ビジネスチャットシステムRocket.ChatとJitsiを連携して使用する方法を調査しました。Rocket.Chatには、ビデオチャットという機能があり、その機能のバックエンドとしてJitsiを利用できることがわかりました。通常のチャットに映像や音声のビデオ会議を組み合わせることで、より円滑なコニュニケーションをとることができるようになります。

リモートワークを安全で円滑に行なうために、Jitsiを利用してみてはいかがでしょうか?

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