メールマガジン

サーバ構築のデージーネットTOP > メールマガジン > デージーネットマガジン1月号 > Rocket.ChatやJitsiを利用したビジネスチャットシステムの導入事例

Rocket.ChatやJitsiを利用したビジネスチャットシステムの導入事例

ソリューション開発部 加茂 智之

今回は、金融系のシステム構築や運用を行っている会社様のビジネスチャットシステム導入事例です。

海外のオフショア会社の開発者達が普段メールでやり取りする風習がないため、コミュニケーションが取りにくく業務に支障がでている、そして文字でのチャットだけではなく音声通話やデスクトップ画面の共有も行いたいとのことで、チャットシステムの導入を検討していました。

  • セキュリティ上、社内にシステムを構築したい
  • AWS(Amazon Web Services)を利用したい
  • アカウントはActive Directoryで一括管理したい
  • 各ユーザの参加チャンネルは部署管理者が管理したい

とのご要望があり、弊社はオンプレミスで構築でき、さらにActive Directoryで一括管理できるオープンソースソフトウェアのRocket.Chatをご紹介いたしました。さらにRocket.Chatにビデオ会議システムのJitsiを連携させ音声通話や画面共有も行えるようなシステムを提案しました。

デージーネットが、導入にあたり工夫したポイントは以下の通りです。

  1. サーバを複数台構成とし、ロードバランサ配下に置くことを提案

    ご依頼段階では、約300~400名が使用できるようにしたいとの要望でしたが、ゆくゆくは他部署にも展開していきたいとのことでした。そのため、多数のユーザで使用できるよう、サーバを複数台構成としロードバランサ配下に設置しました。さらに、サーバで必要なディスク容量を見積もるため、検証環境でサーバを構築し多数の発言やファイルアップロードを実際に行い、使用されるディスク容量の計算も行いました。

  2. Active Directoryとの連携のための設定方法の変更

    Active Directory内の属性の使用方法が通常とは異なっており、それにあわせてRocket.Chat側の設定変更を行いました。AWS上のお客様環境をデージーネット環境から使用することができなかったため、デージーネットのAWS環境でサーバを構築し、AMI(Amazon Machine Image)としてアップロードしてお客様環境にデプロイを行いました。
    ※AMI(Amazon Machine Image)とは、Amazon EC2で用いられるOSのディスクイメージ

そして、Rocket.Chatの柔軟な権限設定機能を利用して、各ユーザの参加チャンネルは部署管理者が管理できるように設定しました。

導入の結果、オフショア会社との連携がスムーズに行えるようになったとともに、音声通話での打ち合わせやその際に画面共有を行えることでより正確なやりとりができるようになりました。今回AWSを利用しましたが、社内システムにサーバを構築したため機密情報も安心してやり取りをおこなうことができます。技術部門で導入したチャットシステムでしたが、使い勝手もよく利用率も高かったため、他部署でのコミュニケーションツールとしても利用していきたいとのことでした。

現在、リモートワークが普及し、社内・社外を問わずコミュニケーションを取るためのツールとしてチャットシステムを導入する企業が増えてきています。今後ますます導入が期待されます。今回導入したRocket.Chatについての詳しい情報は下記ページをご確認ください。さらにRocket.Chatのマニュアルについても掲載しています。

関連ページ

Rocket.Chat〜オンプレ用のチャット〜

昨今、会社内の連絡などにメールではなく「チャット」を利用する場合が多くなっています。ここでは、オンプレミス環境にシンプルなチャットシステムを構築できるOSS「Rocket.Chat」のメリットやシステム構成について紹介します。

Rocket.Chatユーザマニュアル

このドキュメントは、Rocket.Chatの利用方法についてのマニュアルです。本ドキュメントは、次のバージョンのRocket.Chatの動作をもとに執筆されています。

Rocket.Chat管理者マニュアル

このドキュメントは、Rocket.Chatの管理者用マニュアルです。本マニュアルでは、Rocket.Chatの基本的な設定の解説の他に、応用的な外部連携機能の紹介、一部設定例を記載しています。

Rocket.ChatのWeb会議

Rocket.Chatには、Web会議の機能を追加することが可能です。Web会議ができるようになることで、プロジェクト運営が円滑になり、生産性が向上します。

構築事例:Rocket.ChatやJitsiを利用したビジネスチャットシステム

海外のオフショア会社とのコミュニケーションがとるツールが欲しいとのことで、ビジネスチャットシステムのRocket.chatを導入しました。そして文字でのチャットだけではなく音声通話やデスクトップ画面の共有も行いたいとのことで、ビデオ会議システムのjitsiの連携も提案しました。

デージーネットからのお知らせ

無料資料ダウンロードに【CanvasLMS調査報告書】を掲載しました。

CanvasLMSは、学校などの教育機関で利用できる学習管理システムです。CanvasLMSは、学習カリキュラムや、講師や受講者の情報登録を行うことができます。本書は、学習管理システム(Learning Management System)の1つであるCanvasLMSの調査報告書です。

https://www.designet.co.jp/download/#information

昨年対比10%以上の企業で改善!日本企業のメールセキュリティ対策進む

https://www.designet.co.jp/info/?id=343

メールサーバの安全性を無料でチェックできるサイトを公開しています。

メールセキュリティへの関心が高まる中、メールセキュリティのチェック項目を整理して、誰でも簡単にチェックできるツールはありませんでした。本サイトでは、メールアドレスを入力するだけで、メールサーバのセキュリティを無料でチェックできます。

メールサーバセキュリティ診断MSchecker外部サイトへ

デージーネットマガジン2020年1月号記事一覧

Rocket.ChatやJitsiを利用したビジネスチャットシステムの導入事例の先頭へ