オープンソース(RADIUSサーバとFreeRADIUSとdaloRADIUS)

FreeRADIUSとdaloRADIUSのIPアドレス割り当て

ここでは、IPアドレスの割り当てについて画面イメージと共に紹介します。daloRADIUSを使うと、FreeRADIUSの管理をWebインタフェースを使って行えるようになります。

IPアドレスの割り当て

FreeRADIUSには、あらかじめ決められたアドレスプールの中から、接続ユーザへアドレスを割り当てるippoolと呼ばれる機能があります。次の例は、そのようなIPプールを利用するユーザの設定例です。

/etc/raddb/users

steve  Cleartext-Password := "omX8lG^v4"
       Pool-Name := "main_pool"
       Service-Type = Framed-User,
       Framed-Protocol = PPP,
       Framed-Routing = Broadcast-Listen,
       Framed-Filter-Id = "std.ppp",
       Framed-MTU = 1500,
       Framed-Compression = Van-Jacobsen-TCP-IP

この例では、「main_pool」という名称のIPプールからアドレスを割り当てます。通常のFreeRADIUSでは、アドレスプールを次のように設定します。

/etc/raddb/radiusd.conf

ippool main_pool {
	filename = ${db_dir}/db.ippool
	range_start = 192.0.2.1
	range_stop = 192.0.2.254
	netmask = 255.255.255.0
	cache_size = 800
	ip_index = ${db_dir}/db.ipindex
	override = no
	maximum_timeout = 0
}

IPプールの設定は、一度初期設定を行えば、それほど修正が必要な設定ではありません。しかし、利用者の増加などのためにIPプールに登録しているアドレスがいっぱいになると、拡張が必要となります。daloRADIUSでは、このようなIPプールの登録もGUIで行うことができます。

IPプール登録画面

RADIUS-ip-pool一覧

RADIUS-ip-pool登録

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