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IoTプラットフォームで使われるOSS「IoTデータ解析プラットフォーム」
IoTプラットフォームで使われるOSS「IoTデータ解析プラットフォーム」
IoTデータ解析プラットフォームは、収集したIoTデータを加工したり、統計処理するための解析プラットフォームです。データ解析では、データが増加した場合でも柔軟にシステムを拡張できるよう、クラウドコンピューティングの技術を使います。また、最近ではコンテナ型仮想化の技術も使われるようになりました。また、収集したデータの可視化にもオープンソースソフトウェアが活用されています。
IoTデータ解析プラットフォーム
OpenStack 〜プライベートなIoTクラウドプラットフォーム〜
OpenStackは、クラウドプラットフォームを実現するためのオープンソースソフトウェアです。仮想マシン、仮想ネットワーク、仮想ストレージの3つの仮想リソースを提供します。パブリッククラウドのプラットフォームとしても利用されますが、プライベートクラウド用にも利用することができます。マルチテナントに対応していますので、部署や用途毎にサーバをグループ化し、リソース制限を実施することもできます。
OpenStackは、SAP社が提唱するIoTプラットフォームとしても利用されるなど、IoTプラットフォームとして注目されています。
Hadoop 〜スケーラブルな分散コンピューティング〜
Hadoopは、分散コンピューティングを行うためのオープンソースソフトウェアです。Googleが提唱するMapReduceという分散処理技術を実装したソフトウェアです。汎用的なサーバを集め、コンピュータクラスタを構成することができます。単純にサーバを追加することで、処理性能を向上することができます。
Hadoopは、こうして作成したプラットフォームの上で、巨大なデータの取扱いをすることができます。データは、Hadoop Distributed Filesystem(HDFS)の上で管理されます。

Apache Spark 〜高性能な分散コンピューティング〜
Apache Sparkも、分散コンピューティングを行うためのオープンソースソフトウェアです。Hadoopに比べて、データをメモリ上で操作することにより、入出力の高速化を計り、より高速な処理を可能にしています。また、Hadoopに比べて、多種のデータストレージを扱うことができます。HDFSの他、Amazon S3互換のオブジェクトストレージやOpenStack Swift、Cassandraなどもサポートしています。また、機械学習とも相性が良いといわれています。
IoTプラットフォームで使われるOSS
- IoTインフラ
- ここでは、FreeRADIUS、OpenXPKIについて紹介します。
- IoTネットワークインフラ
- ここでは、Nginx、HAProxy、Squid、OpenLDAP、389 Directory Serverについて紹介します。
- IoTデータ収集プラットフォーム
- ここでは、Ceph、DRBD-SDS、Elasticsearch、Graylog、MongoDB、GridDBについて紹介します。