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資産管理ツール比較〜OSSのSnipe-ITとSKYSEA Client Viewの違いを解説〜

IT資産管理では、PCやサーバ、ネットワーク機器、スマートフォンなどを一元管理し、貸与状況やソフトウェアライセンスを可視化することが重要です。一方で、「Excelでの管理が煩雑」「IT資産管理ツールが高額」「PC監視までは不要」「棚卸に手間がかかる」といった課題を抱える企業も少なくありません。近年はクラウドやモバイル端末、社外利用PCなど管理対象も多様化しており、自社の目的や運用体制に合ったツール選びが求められています。本記事では、SKYSEA Client Viewの特徴と、よりシンプルなIT資産管理を実現するOSS「Snipe-IT」、デージーネットの「Snipe-IT Agent」について解説します。

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目次

SKYSEA Client Viewとは

SKYSEA Client Viewは、日本企業で広く利用されているIT資産管理ツールです。PCなどの端末情報を集約し、資産管理のほか、操作ログの取得、USBデバイスの制御、ソフトウェアの利用監視、リモート操作などの機能を備えています。

つまり、IT資産管理に加えてPCの操作監視やセキュリティ対策まで行えるツールです。そのため、内部統制や情報漏えい対策を重視する企業、PCの操作履歴を把握して不正を抑止したい企業、USBメモリなどによるデータの持ち出しを制御したい企業などに適しています。

SKYSEAの導入を検討する企業の悩み

一方で、IT資産管理だけを目的とする企業にとっては、機能が多く複雑になりやすい、PCの操作監視までは必要ない、ライセンス費用が高いといった課題もあります。

導入規模にもよりますが、 SKYSEAはPC台数に応じたライセンス費用が必要になります。

PC台数 導入費用目安
100台 数百万円規模
500台 1000万円以上
 

実際の料金は契約内容によって異なります

そこで検討されることがあるのが OSSによるIT資産管理です。

OSSのIT資産管理ツール「Snipe-IT」

Snipe-ITはOSSのIT資産管理ツールです。Webインタフェースから複数拠点のIT資産を一元管理でき、PCだけでなくプリンタ、複合機、ルーター、ストレージ、オフィス用品など幅広い管理対象に対応できます。資産ごとに項目を整理してデータベースへ記録できるため、「誰が、どこで、何を使用しているか」を見える形で管理しやすくなります。

snipe-it画面

Snipe-IT管理画面

【主な機能】
  • PC資産管理
  • ソフトウェアライセンス管理
  • 貸出状況の把握・管理
  • 資産の状態や設置先、担当者との紐づけ
  • 消耗品管理
  • 保守期限・契約期間の管理
  • 消耗品の残数によるアラート通知

Snipe-ITは、IT資産の台帳管理に特化したOSSのIT資産管理ツールです。PCやサーバ、ネットワーク機器などのIT資産を一元管理できます。OSSのためライセンス費用がかからず、導入コストを抑えられるほか、オンプレミス環境での構築にも対応しています。また、管理項目を自社の運用に合わせて設定・追加でき、カスタマイズやAPIによる他システムとの連携も可能です。

Snipe-ITの課題

Snipe-ITを導入する際に課題となるのが、IT資産の登録・更新作業です。PC情報やOSのバージョン、シリアル番号、インストールソフトなどを手作業で登録する場合、管理者の負担が大きくなります。特に端末数が多いと、登録漏れや更新漏れが発生しやすく、常に最新の情報を維持することも容易ではありません。そのため、正確かつ効率的にIT資産を管理するには、端末情報を自動的に収集・登録できる仕組みが重要です。

デージーネットのSnipe-IT-Agent

デージーネットでは、この課題を解決するために 「Snipe-IT-Agent」を開発しました。
Snipe-IT-Agentは、PC情報を収集し、Snipe-ITへ自動登録するツールです。また、管理対象を一括で更新できるため、資産情報の確認作業や登録作業の手間を大きく削減できます。収集した情報を定期的に反映することで、手入力による無駄を抑え、資産台帳を最新の状態に維持しやすくなります。

Snipe-IT-Agent

【主な機能】
  • PC情報収集
  • Snipe-IT API連携
  • 資産情報の自動登録
  • 定期更新

これにより、『PC → Snipe-IT-Agent → Snipe-IT』という構成で、IT資産台帳を自動更新できます。

Snipe-IT-Agentイメージ図

SKYSEA / Snipe-IT / Agent比較

SKYSEAとSnipe-ITの主な機能の比較は下記です。

機能 SKYSEA Snipe-IT
資産管理 〇 〇
PC情報収集 〇 Agentで対応
操作ログ 〇 ×
USB制御 〇 ×
OSS × 〇

OSSでIT資産管理を構築するメリット

上記の比較でもわかる通り、Snipe-ITはSKYSEAに比べ機能がシンプルです。しかし、OSSでIT資産管理を構築すると、次のメリットがあります。

  • ライセンス費用を抑えられる
  • OSSなので自社に合わせた柔軟なカスタイマイズが可能
  • ベンダーロックインを避けられる
  • 自社のルールや運用に合わせて必要な機能を追加しやすい
  • 資産情報を一つの台帳へ集約し、管理を最適化しやすい

まとめ

SKYSEA、Snipe-IT、Snipe-IT+Agentについて、それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

ツール 特徴
SKYSEA PC監視 + IT資産管理
Snipe-IT IT資産台帳
Snipe-IT + Agent IT資産台帳 + 自動登録

IT資産管理ツールを選ぶ際は、PCの操作監視やセキュリティ対策まで必要なのか、それともIT資産の管理が主な目的なのかを明確にすることが重要です。必要な機能や管理対象、セキュリティ対策の範囲を整理したうえで、自社の運用に適したツールを選択することが重要です。

OSSによるIT資産管理をご検討の方へ

デージーネットでは、Snipe-ITの構築やSnipe-IT Agentの提供をはじめ、OSSを活用したIT資産管理システムの構築から導入後のサポートまで対応しています。導入前の要件整理から構築、運用・保守まで、管理対象や利用環境に合わせた最適な仕組みをご提案します。IT資産管理の効率化や、自社環境に合わせたOSSの導入をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

※記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

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