- Snipe-IT〜資産管理のOSS〜
- ここではIT資産以外の消耗品等の管理もできるOSSの資産管理システムSnipe-ITを紹介します。
- 自動でIT資産情報を取得
〜Snipe-PCView〜 - ここでは、デージーネットで開発した、Snipe-PCViewについて紹介します。
- Snipe-IT資産管理者マニュアル
- デージーネットで作成しましたSnipe-IT資産管理者マニュアルです。
2. Snipe-ITの画面説明 一覧へ 4. ユーザ管理
本章では、Snipe-ITで管理する既存の資産をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
CSVファイルを用いてインポートできる分類は次の通りです。
CSVでインポートした場合、カテゴリやモデルは自動登録されます。カテゴリや、モデルについて詳細は 資産の紐づけ情報の設定 を参照してください。
ここでは、通常の資産(Assets)をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
まず、インポートするためのCSVファイルを作成します。
以下は、資産を登録するCSVファイルの例です。
会社,資産ID,シリアル番号,モデル名,型番,ステータス,メーカー,資産名,カテゴリ,利用場所,利用者,メールアドレス,購入日,購入費用,保証期間,利用タイプ,貸し出し場所
名古屋本社,S000001,SV0000001,Latitude3301,37701860,利用可能,DELL,Latitude3301,ノートPC,本社,saito,saito@example.com,2021/11/01,90000,12,user,
名古屋本社,S000002,SV0000002,Latitude3301,46225467,利用可能,DELL,Latitude3301,ノートPC,本社,tanaka,tanaka@example.com,2021/11/01,90000,12,user,
名古屋本社,S000003,SV0000003,Latitude3301,26225467,利用可能,DELL,Latitude3301,ノートPC,本社,,,2022/02/01,90000,12,,
東京営業所,S000004,SV0000004,Tera Station,358543,利用可能,Buffalo,Buffalo NAS1,ストレージ,サーバ室,,,2021/03/01,300000,24,location,サーバ室
東京営業所,S000005,SV0000005,PowerEdge R610,6746,利用不可,DELL,PowerEdge R610-1,サーバハードウェア,サーバ室,,,2019/05/01,100000,24,location,サーバ室
CSVファイルの一行目は、ヘッダとして扱われ、インポート先とのフィールドの対応付けで必要となります。
資産の登録で利用できるフィールド名は以下の通りです。
フィールド名 | 日本語ヘッダ(例) | 備考 |
---|---|---|
Asset Tag | 資産ID | 必須 |
Category | カテゴリー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Name | モデル名 | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Manufacturer | 製造元/メーカー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Number | 型番 | |
Item Name | 資産名 | |
Purchase Date | 購入日 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Purchase Cost | 購入費用 | |
Serial Number | シリアル番号 | |
Status | 資産のステータス | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Supplier | 仕入れ先 | |
Order Number | 発注書番号 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Notes | 備考 | |
Warranty Months | 保証期間 | 月数で指定します
12 と指定した場合は12ヵ月となります
|
Image Filename | 画像の名前 | 画像自体はサーバ上のsnipe-it/public/uploads/assetsに配置が必要 |
Location | 場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Company | 会社名/所属 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Username | 利用者 | 事前登録されていなければ自動作成されます
資産登録時に利用者へ資産の貸し出しも同時に行いたい場合に入力します
|
(利用者の)メールアドレス | 事前登録されていなければ自動作成されます | |
Full Name | (利用者の)フルネーム | |
Checkout Location | 貸し出し場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Checkout Type | 貸し出しの種類 | 資産登録時に資産の貸し出しも同時に行いたい場合に設定します
user/asset/locationのいずれかが指定します
デフォルトはuserです
locationを指定した場合はCheckoutLocationに指定した場所に資産が割り当てられます
|
右側にある設定メニューから インポート
を選択します。
インポート画面の右上にある Select Import File...
ボタンを押し、インポートするファイルを選択します。
ファイルを選択すると、以下の画面が表示されます。
今回は資産を登録するため、Import Typeから Assets
を選択します。
動作オプションを選択します。
フィールド名とCSVファイルヘッダの対応付けを行い、 import
ボタンを押します。
対応付けについては 資産で利用可能なフィールド を参照してください。
インポートに成功すると以下のように資産の一覧が表示されます。
ここでは、付属品(Accessory)をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
まず、インポートするためのCSVファイルを作成します。
以下は、付属品を登録するCSVファイルの例です。
資産名,購入日,購入費用,利用場所,型番,メーカー,カテゴリ,数量
マウス,2021/11/01,1000,本社,96J-115Z,DELL,マウス,53
キーボード,2021/11/01,2500,本社,12A-88RG,DELL,キーボード,23
CSVファイルの一行目は、ヘッダとして扱われ、インポート先とのフィールドの対応付けで必要となります。
付属品の登録で利用できるフィールド名は以下の通りです。
フィールド名 | 日本語ヘッダ(例) | 備考 |
---|---|---|
Item Name | 資産名 | |
Company | 会社名/所属 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Category | カテゴリー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Location | 利用場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Purchase Date | 購入日 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Purchase Cost | 購入費用 | |
Quantity | 数量 | 必須 |
Manufacturer | 製造元/メーカー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Number | 型番 | |
Item Number | 品番 | |
Supplier | 仕入先 | |
Order Number | 発注書番号 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Image Filename | 画像の名前 | 画像自体はサーバ上のsnipe-it/public/uploads/assetsに配置が必要 |
右側にある設定メニューから インポート
を選択します。
インポート画面の右上にある Select Import File...
ボタンを押し、インポートするファイルを選択します。
ファイルを選択すると、以下の画面が表示されます。
今回は付属品を登録するため、Import Typeから Accessories
を選択します。
動作オプションを選択します。
フィールド名とCSVファイルヘッダの対応付けを行い、 import
ボタンを押します。
対応付けについては 付属品で利用可能なフィールド を参照してください。
インポートに成功すると以下のように付属品の一覧が表示されます。
ここでは、構成部品(Components)をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
まず、インポートするためのCSVファイルを作成します。
以下は、構成部品を登録するCSVファイルの例です。
資産名,購入日,購入費用,利用場所,注文番号,カテゴリ,シリアル番号,数量
Core i7,2021/11/01,20000,本社,C112004,CPU,4gwoi58-09,10
DDR4,2021/11/01,8000,サーバ室,C122021,メモリ,6jsdgvi20-19,1
CSVファイルの一行目は、ヘッダとして扱われ、インポート先とのフィールドの対応付けで必要となります。
構成部品の登録で利用できるフィールド名は以下の通りです。
フィールド名 | 日本語ヘッダ(例) | 備考 |
---|---|---|
Item Name | 資産名 | |
Company | 会社名/所属 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Category | カテゴリー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Location | 利用場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Purchase Date | 購入日 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Purchase Cost | 購入費用 | |
Quantity | 数量 | 必須 |
Serial Number | シリアル番号 | |
Order Number | 発注書番号 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Image Filename | 画像の名前 | 画像自体はサーバ上のsnipe-it/public/uploads/assetsに配置が必要 |
右側にある設定メニューから インポート
を選択します。
インポート画面の右上にある Select Import File...
ボタンを押し、インポートするファイルを選択します。
ファイルを選択すると、以下の画面が表示されます。
今回は構成部品を登録するため、Import Typeから Components
を選択します。
動作オプションを選択します。
フィールド名とCSVファイルヘッダの対応付けを行い、 import
ボタンを押します。
対応付けについては 構成部品で利用可能なフィールド を参照してください。
インポートに成功すると以下のように構成部品の一覧が表示されます。
ここでは、消耗品(Consumables)をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
まず、インポートするためのCSVファイルを作成します。
以下は、消耗品を登録するCSVファイルの例です。
資産名,購入日,購入費用,利用場所,型番,メーカー,発注番号,カテゴリ,数量
ボールペン,2022/01/11,200,本社,SARASA1,SARASA,K375B96M,文房具,200
赤ペン,2022/01/11,100,本社,SARASA2,SARASA,K375B97M,文房具,200
蛍光ペン,2022/01/11,120,本社,power,power,K156B97M,文房具,150
消しゴム,2022/01/11,50,本社,mono,mono,K237C93M,文房具,100
CSVファイルの一行目は、ヘッダとして扱われ、インポート先とのフィールドの対応付けで必要となります。
消耗品の登録で利用できるフィールド名は以下の通りです。
フィールド名 | 日本語ヘッダ(例) | 備考 |
---|---|---|
Item Name | 資産名 | |
Company | 会社名/所属 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Category | カテゴリー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Location | 利用場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Purchase Date | 購入日 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Purchase Cost | 購入費用 | |
Quantity | 数量 | 必須 |
Manufacturer | 製造元/メーカー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Number | 型番 | |
Supplier | 仕入先 | |
Order Number | 発注書番号 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Image Filename | 画像の名前 | 画像自体はサーバ上のsnipe-it/public/uploads/assetsに配置が必要 |
右側にある設定メニューから インポート
を選択します。
インポート画面の右上にある Select Import File...
ボタンを押し、インポートするファイルを選択します。
ファイルを選択すると、以下の画面が表示されます。
今回は消耗品を登録するため、Import Typeから Consumables
を選択します。
動作オプションを選択します。
フィールド名とCSVファイルヘッダの対応付けを行い、 import
ボタンを押します。
対応付けについては 消耗品で利用可能なフィールド を参照してください。
インポートに成功すると以下のように消耗品の一覧が表示されます。
ここでは、ライセンス(Licenses)をCSVファイルを用いて登録する方法について解説します。
まず、インポートするためのCSVファイルを作成します。
以下は、ライセンスを登録するCSVファイルの例です。
利用者名,メールアドレス,利用者,資産名,カテゴリー,シリアル番号,メーカー,購入日,購入費,発注番号,ライセンスされた名前,ライセンスされたメールアドレス,有効期限,保有,再割り当て可能,シート数,所属,仕入先
山本幸子,yamamoto@example.com,yamamoto,spamGuard,Misc Software,1aa5b0eb-5472a6893c3c,株式会社デージーネット,2022/01/15,1000,386436062-5,admin,from@example.com,2023/01/14,FALSE,TRUE,30,本社,DesigNET
斎藤次郎,saito@example.com,saito,AntiSpam,Misc Software,c6f022c1-6b371dcdf733,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,257871081-3,山田太郎,yamada@example.com,2023/01/14,TRUE,FALSE,5,東京営業所,Prohaska LLC
加藤史郎,kato@example.com,kato,AntiSpam,Misc Software,c6f022c1-6b371dcdf733,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,257871081-3,山田太郎,yamada@example.com,2023/01/14,TRUE,FALSE,5,東京営業所,Prohaska LLC
山本幸子,yamamoto@example.com,yamamoto,myAntiSpam,Misc Software,ifentb0eb-893c3cdeign2f,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,386436062-5,admin,from@example.com,2023/01/14,FALSE,TRUE,30,本社,DesigNET
田中一郎,tanaka@example.com,tanaka,myAntiSpam,Misc Software,ifentb0eb-893c3cdeign2f,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,386436062-5,admin,from@example.com,2023/01/14,FALSE,TRUE,30,本社,DesigNET
鈴木涼子,suzuki@example.com,suzuki,myAntiSpam,Misc Software,ifentb0eb-893c3cdeign2f,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,386436062-5,admin,from@example.com,2023/01/14,FALSE,TRUE,30,本社,DesigNET
小林義男,kobayashi@example.com,kobayashi,myAntiSpam,Misc Software,ifentb0eb-893c3cdeign2f,株式会社アンチスパム,2022/01/15,1000,386436062-5,admin,from@example.com,2023/01/14,FALSE,TRUE,30,本社,DesigNET
CSVファイルの一行目は、ヘッダとして扱われ、インポート先とのフィールドの対応付けで必要となります。
ライセンスの登録で利用できるフィールド名は以下の通りです。
フィールド名 | 日本語ヘッダ(例) | 備考 |
---|---|---|
Asset Tag | 資産ID | 必須 |
Category | カテゴリー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Name | モデル名 | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Maintained | 保有 | TRUEまたはFALSEを指定
ライセンスを保有している場合はTRUEを指定します
|
Reassignable | 再割り当て可能 | TRUEまたはFALSEを指定
再割り当て可能なライセンスの場合はTRUEを指定します
|
Manufacturer | 製造元/メーカー | 必須
事前登録されていなければ自動作成されます
|
Model Number | 型番 | |
Item Name | 資産名 | |
Seats | シート数 | ライセンスのシート数を数で指定します |
Purchase Date | 購入日 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Purchase Cost | 購入費用 | |
Expiration Date | 有効期限 | yyyy/mm/dd で指定可能 |
Serial Number | シリアル番号 | |
Status | 資産のステータス | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Supplier | 仕入れ先 | |
Order Number | 発注書番号 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Notes | 備考 | |
Warranty Months | 保証期間 | 月数で指定します
12 と指定した場合は12ヵ月となります
|
Image Filename | 画像の名前 | 画像自体はサーバ上のsnipe-it/public/uploads/assetsに配置が必要 |
Location | 場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Company | 会社名/所属 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Username | 利用者 | 事前登録されていなければ自動作成されます
資産登録時に利用者へ資産の貸し出しも同時に行いたい場合に入力します
|
(利用者の)メールアドレス | 事前登録されていなければ自動作成されます | |
Full Name | (利用者の)フルネーム | |
Licensed To Name | ライセンスされた名前 | |
Licensed To Email | ライセンスされたメールアドレス | |
Checkout Location | 貸し出し場所 | 事前登録されていなければ自動作成されます |
Checkout Type | 貸し出しの種類 | 資産登録時に資産の貸し出しも同時に行いたい場合に設定します
user/asset/locationのいずれかが指定します
デフォルトはuserです
locationを指定した場合はCheckoutLocationに指定した場所に資産が割り当てられます
|
右側にある設定メニューから インポート
を選択します。
インポート画面の右上にある Select Import File...
ボタンを押し、インポートするファイルを選択します。
ファイルを選択すると、以下の画面が表示されます。
今回はライセンスを登録するため、Import Typeから Licenses
を選択します。
動作オプションを選択します。
フィールド名とCSVファイルヘッダの対応付けを行い、 import
ボタンを押します。
対応付けについては ライセンスで利用可能なフィールド を参照してください。
インポートに成功すると以下のようにライセンスの一覧が表示されます。