SMTPとは
SMTPとは、メールで使う通信手順を規程したプロトコルである。Simple Mail Transfer Protocolの略称である。例えば、メールサーバとメールサーバ間のメールの交換、メールクライアントからメールサーバへのメールの送信などで使う通信手順を規定している。RFC 821で標準化された。インターネットの普及に伴い、各国語言語への対応や添付ファイルの対応、SPFやDKIMなどのセキュリティ対応など、多くの機能を拡張した形でRFC 5321が2008年に標準化されている。
SMTPを利用したメールサーバの実装としては、Sendmail、Postfix、qmailなどのオープンソースソフトウェアがよく使われていて、インターネット上の90%以上のシェアを獲得していると言われている。そのため、Microsoft Exchange Serverなどのように、製品として販売されているメールサーバは、メール以外の機能も実装したグループウェアという形式を取るものが多い。
現在のメールサーバの実装では、LDAPの機能と連携して、ユーザ管理、メールの配送制御、セキュリティ管理を行うものが多い。
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