- BigBlueButton〜OSSのウェビナーシステム〜
- BigBlueButtonは、ウェブブラウザを使用して遠隔の利用者とWeb会議を行なうことができます。ここでは特徴や機能について紹介します。
- BigBlueButton管理者マニュアル
- ここでは、デージーネットで作成したBigBlueButtonの管理者マニュアルを紹介します。
- BigBlueButton利用マニュアル
- ここでは、デージーネットで作成したBigBlueButtonの利用方法についてのマニュアルを紹介します。
2. BigBlueButtonへ接続する 一覧へ 4. BigBlueButtonの会議室を管理する
この章では、BigBlueButtonのユーザーを管理する方法について解説します。
BigBlueButtonでは、管理者が役割を作成でき、ユーザーに対してその役割を付与することができます。
役割では会議室の作成やユーザーの管理などの権限を設定することができます。 設定した権限に応じて、そのユーザーが可能な操作を制限することができます。
ここでは、ユーザーに付与する役割の作成方法について解説します。 役割を追加することにより、役割ごとに与えられる権限をカスタマイズすることができます。
役割の追加は、設定画面の 役割
メニューから役割画面を開いて行います。
ここでは、新しく「アシスタント」という役割を追加します。
新しい役割を作成する
をクリックします。
追加する役割の名前を入力し、 新しい役割を作成
をクリックします。
「アシスタント」という役割が追加されました。
ここでは役割に操作可能な権限の設定方法について解説します。
権限を変更したい役割を選択します。
役割の名前
では、役割の名前を変更できます。役割の色
では、役割で表示されるアイコンの色を変更できます。役割ごとに設定できる権限は以下の通りです。
ここでは役割の削除について解説します。
削除したい役割をクリックします。
画面下部にある 役割の削除
をクリックすると、役割を削除できます。
Note
ただし、ユーザーに役割が設定されている場合削除できません。
BigBlueButtonでは、ユーザーの登録方法として、以下の3種類があります。
ここでは、ユーザーの登録方法の変更について解説します。
ユーザーの登録方法を変更するには、設定画面の サイトの設定
メニューからGreenlightのカスタマイズ画面を開き、 設定
タブを開いて行います。
選択できる登録方法は以下の通りです。
サインアップ
ボタンが表示されます。サインアップ
ボタンは表示されません。サインアップ
ボタンが表示されます。BigBlueButtonでは、WEBブラウザからユーザーを追加することができません。 そのため、ユーザーを追加するにはコマンドで操作することが必要です。
Note
コマンドを操作するための環境へのログイン情報などはシステム管理者に確認してください。
ここでは以下のユーザーを追加する例で解説します。
ユーザーを追加するには、以下のコマンドを実行します。
docker exec greenlight-v2 bundle exec rake user:create["test1","test1@bbb.designet.co.jp","testpasswd","user"]
コマンド内にある [ ~ ]
の間を適宜追加したいユーザー情報に合わせて変更してください。
Note
ユーザー権限は、一般ユーザーを作成する場合は、 user
、管理者ユーザーを追加する場合は admin
を指定します。
ここではユーザーの情報を一覧で表示する方法について解説します。
ユーザーの一覧表示を行うには、設定画面の ユーザー管理
メニューをクリックします。
ユーザー管理で表示される項目は以下の通りです。
稼働しているユーザーを表示するには、 ユーザー管理
にある アクティブ
タブをクリックします。
さらに、ユーザー情報の画面右側の点をクリックすると、ユーザー情報の編集や削除をおこなうことができます。
詳しくは ユーザー情報を変更する をご覧ください。
ユーザーの登録方法を「承認制」にした場合、登録承認待ちのユーザーは 保留
タブに表示されます。
ユーザー管理
にある 保留
タブをクリックすると、サインアップ後、管理者の承認を待っているユーザー表示されます。
承認または却下を行うには、ユーザー情報の画面右側の点をクリックします。
ユーザーを承認する場合は、 承認する
をクリックします。
ユーザーを拒否する場合は、 却下する
をクリックします。
ロックされているユーザーを表示するには、 ユーザー管理
にある ロック
タブをクリックします。
ユーザーをロックする方法については ユーザーをロックする を参照してください。
削除されたユーザーを表示するには、 ユーザー管理
にある 削除
タブをクリックします。
Note
削除タブで表示されるユーザーは、削除を取り消して再度アクティブなユーザーに戻すことが可能です。
ユーザーを削除する方法は ユーザーを削除する を参照してください。
ここでは、ユーザーをロックする方法について解説します。 ロックされたユーザーはBigBlueButtonにログインできなくなります。
ユーザーをロックするには、 ユーザー管理
をクリックし、ユーザー管理画面に移動します。
ロックしたいユーザーの右側にある点をクリックし、 ユーザーをロックする
をクリックすることで、ユーザーがロックされます。
ここでは、ユーザーのロックを解除する方法について解説します。
ロックされているユーザーを確認するには、 ユーザー管理
から ロック
タブをクリックします。
ロックを解除したいユーザー情報の画面右側の点をクリックし、 ユーザーのロックを解除
をクリックします。
Note
削除する
をクリックした場合は、ユーザー情報が 削除
タブに移動します。
ここではユーザーのアカウントを削除する方法について解説します。 削除されたユーザーはBigBlueButtonにログインできなくなります。
ユーザー管理
をクリックし、ユーザー管理画面に移動します。
画面右側の点をクリックし、削除する
をクリックします。
削除確認画面が表示されます。
チェックボックスをクリックした後、 このアカウントを削除します。
をクリックします。
「test3」というユーザーのアカウントは削除され、削除されたユーザーは 削除
タブに移動しました。
完全にユーザーのアカウントを削除する方法は ユーザーを完全に削除する を参照してください。
ここではユーザーの削除を取り消す方法について解説します。
Note
完全に削除されたユーザーは戻すことはできません。
削除されたユーザーを確認するには、 ユーザー管理
から 削除
タブをクリックします。
この削除タブで表示されているユーザーは、削除を取り消して再度アクティブなユーザーに戻すことが可能です。
削除を取り消したい、ユーザー情報の画面右側の点をクリックし、 削除の取消
クリックします。
削除が取り消されたユーザーは元の状態に戻ります。削除される前がアクティブ状態だったユーザーは アクティブ
タブに移動し、ロック状態だったユーザーは ロック
タブに移動します。
ここではユーザーを完全に削除する方法について解説します。
Note
完全に削除されたユーザーのデータは戻すことができなくなるので注意してください。
ユーザー管理画面から削除されたユーザーは、削除タブに移動します。
完全に削除したい、ユーザー情報の画面右側の点をクリックし、 完全に削除する
クリックします。
削除確認画面でチェックボックスにチェックをいれ、 このアカウントを削除します。
をクリックすると、完全に削除されます。
ここではユーザー情報の変更方法について解説します。
ユーザー情報を変更するにはそれぞれのユーザーの画面右側にある点をクリックします。
以下の機能が表示されます。
編集する
- ユーザー情報を編集します。
- ここでは、フルネーム、メールアドレス、言語、ユーザーの役割、プロフィール画像の変更が可能です。
マージ
- 複数のユーザーアカウントを統一させることができます。
Recordings
- ユーザーが録画した映像を表示します。
ユーザーをロックする
- ユーザーをロックします。実行するとユーザーがBigBlueButtonにログインできなくなり、ユーザー情報は
ロック
タブに移動します。
削除する
- ユーザーのアカウントを削除します。実行するとユーザーがBigBlueButtonにログインできなくなり、ユーザー情報は
削除
タブに移動します。