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SaMMAクラウドサービス連携機能

バージョン5.0.3以前のSaMMAでは、Microsoft365のメール機能『Exchange Online』のようなクラウドサービスのメールと連携することができませんでした。しかし、バージョン5.0.3より、クラウドサービスのメール機能を利用しているユーザでもSaMMAの利用が可能になりました。

SaMMAクラウドサービス連携機能とは

SaMMAクラウドサービス連携機能とは、Microsoft365のメール機能『Exchange Online』のような、クラウドサービスのメール機能を利用している場合でも、添付ファイルの処理を可能にする機能です。今までのSaMMAでは、クラウドサービスのメール機能を利用している場合、送信元認証ができずクラウドサービスになりすましたメールか否かの判別ができませんでした。そこで、クラウドサービスのメール機能でも送信元認証ができるようにするため、『クラウドサービス連携機能』を開発しました。これにより、SaMMAとメール機能を安全に連携することができるようになります。

SaMMAクラウドサービス連携構成イメージ

クラウドサービス連携機能のメリット

クラウドサービス連携機能を利用してSaMMAと連携することで、以下のメリットがあります。

クラウドメールになりすましたメール送信を防止

『クラウドサービス連携機能』では、Microsoft365などクラウドサービスのメール機能を利用している場合でも、送信元認証をできるようにしました。これにより、SaMMA側でクラウドメールになりすましたメールの送信を防ぐことができ、安全な連携が可能となります。

意識せず安全な共有方法を実現

SaMMAとクラウドサービスのメール機能を連携することで、送付するメールに添付ファイルがある場合、自動でファイルを切り離しオンラインストレージにアップロードされます。メールの受信者は、添付ファイルについたURLにアクセスすることで、オンラインストレージを経由してファイルを取得することが可能になります。つまり、送信者は今まで通りメールに添付ファイルをつけて送信するだけなので、意識せずにより安全なファイルの共有方法を実現することができます。また、送付したファイルの閲覧期限を設定することができるため、届け終わったファイルの削除し忘れも防止できます。

誤送信の場合も安心

オンラインストレージに自動でアップロードされた添付ファイルには、パスワードが設定されます。このパスワードは、受信者との間で事前に取り決めたパスワードを、ファイルの閲覧に使用するパスワードとして自動で設定します。ファイルを閲覧するためのパスワードを後から受信者に送付することがないので、間違って関係のない相手にファイルを送信した場合でも、相手がファイルを開くことはできません。また、オンラインストレージ側で監査・操作ログを記録する機能も備えているため、相手の閲覧やダウンロードの履歴などを追跡することもでき、安心してファイル共有を行うことができます。

「情報の一覧」

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このページでは、SaMMAを使ったメールの添付ファイルを自動的に暗号化するシステムの導入事例を紹介します。

標的型メール攻撃対策システム構築事例

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Postfixの配送制御機能とSaMMAの添付ファイル削除機能を組み合わせて、携帯電話へメールを転送する時に、添付ファイルを削除するシステムを構築した事例です。

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Nextcloudとは、オンラインストレージを構築できるオープンソースソフトウェアです。

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SaMMAマニュアル

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デモのお申込み

もっと使い方が知りたい方へ
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デモをご希望の方

デモの申し込みイメージ

OSS情報

パスワード以外の方法も!添付ファイル付きメールを自動で安全化するOSS〜SaMMA〜
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PPAP対策とSaMMA
近年、PPAPにおけるZIP暗号化の脆弱性やウイルス感染の危険性が高いと指摘されており、脱PPAPへの動きが加速しています。ここではPPAP問題点を解説し、解決策としてSaMMAを利用する方法について詳細に紹介します。
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ここでは、SaMMAの標的型攻撃対策の機能とデージーネットのサポートについてご紹介します。
標的型攻撃対策の構成例
SaMMAの機能を使って、様々な形で標的型攻撃対策を行うことができます。このページでは、SaMMAによる標的型攻撃対策システムの構成例をご紹介します。
SaMMAクラウドサービス連携機能
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SaMMAのよくある質問
このページでは、SaMMAや標的型メール攻撃に関してお客様からよくいただくご質問にお答えしていきます。

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