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BigBlueButtonとは

BigBlueButton(通称:BBB)とは、GNU Lesser General Public Licenseのもとで、オープンソースソフトウェアとして公開されているWeb会議システムのことです。BigBlueButtonは、Moodleと親和性が高く、ZoomやWebexなどのクラウド型のビデオ会議システムのように専用のアプリケーションやソフトウェアをダウンロードしなくても、ブラウザ上で接続が可能のため、簡単に遠隔の利用者とWeb会議を行うことができます。自組織専用のWeb会議システムを運用することができ、さらにオープンソースであることから、セミナーや会議の時間の制限等もなく、月額使用料等も発生しないため、初期費用のみでランニングコストを抑えることができます。また、HTML5対応のため、パソコンだけでなく、スマホやタブレットからでもアクセスできるので、外出先でも利用可能です。なお、使用するWebブラウザはFirefoxとChromeを推奨しております。(Internet Explorerでは一部正常に作動しない可能性があります。)

BigBlueButtonは、Web会議システムとしての機能に加え、プレゼンテーションの共有や録画機能など、Webセミナーを開催するための機能が豊富で、オンラインで企業説明会や企業セミナーを開催したり、学校に通うことが難しい学生に向けてオンライン授業を開催したりなど、様々な用途での利用が可能です。(デージーネットでは外部に向けて技術セミナーや就活生向けの会社説明会を行う際に使用しています。)

BigBlueButtonをインストールするためのサーバ要件

BigBlueButtonをインストールするためのサーバ最小要件は以下の通りです。

  • Ubuntu 16.04 64-bit OS running Linux kernel 4.x
  • 8GBメモリ、スワップ有効(16GB推奨)
  • 4CPU cores(8CPU推奨)
  • ネットワーク許可
    • 80/tcp
    • 443/tcp
    • 16384〜32768/udp

実稼働で使用する場合、下記のスペックが推奨されています。

  • 500GBのディスクスペース(録画で利用することを想定)
  • 250Mbits/秒のネットワーク帯域
  • 専用ハードウェア(ベアメタル)
  • SSLサーバ証明書のセットアップ用のホスト名
  • IPV4/IPV6アドレス

BigBlueButtonの主な機能とは

BigBlueButtonは、Webブラウザからログインすることで簡単にセミナールームの作成ができます。セミナールームを作成すると、専用のURLが作成され、モデレーターは、セミナー参加者にURLを知らせることで、セミナーへの参加が可能となります。また、管理者が事前にアカウントを発行して会員の参加を限定する設定にしたり、入室の際にモデレーターの承認されたユーザー以外は入室できないように設定することができるため、誤って参加者ではない第三者からアクセスされてしまっても侵入を阻止することができます。また、管理者はサイト設定を行うことで、ポータル画面や会議室画面にブランド画像の挿入、サイトの表示色等の変更が可能となり、よりオリジナル感のあるサイトの作成ができます。BigBlueButtonでWebセミナーを開催する際は、フロントエンドアプリケーションのGreenlightを使用することで、下記の機能を利用できます。

  • プレゼンテーション資料やデスクトップの共有

    PowerPoint等で作成したプレゼンテーション資料を参加者に共有することができます。プレゼンターのマウスカーソルがレーザーポインタで指し示したように赤点で表示されるため、対面のプレゼンテーションと同じような感覚で資料説明を行うことができます。また、プレゼンテーション資料に手書き文字や線を描画したりすることも可能です。基本的に資料への書き込みはプレゼンを行う管理者しか行えませんが、管理者が「マルチユーザーモード」という機能をオンにすると参加者も書き込みができるようになります。

  • 動画の共有

    画面共有によりYouTubeやVimeoなどの外部サイトから動画の共有が可能なため、動画を見せながらのセミナーをすることができます。BigBlueButtonでは動画や音声などの容量が大きいデータをリアルタイムに送受信できるWebRTCオーディオを利用しています。

  • グループチャット、共有メモ

    参加者全員が書き込めるグループチャット機能があり、参加者は質問や意見等があればチャットに書き込みができます。参加者全員が参照できる共有メモの機能もあり、共有メモはグループチャット内の誰もが編集可能です。管理者はチャットや共有メモの文字の大きさや文字色の変更の設定を行うことができます。また、グループでのチャットだけでなく指定したユーザと1対1の会話を行えるプライベートチャットの機能もあります。プライベートチャットでの会話内容は指定したユーザ以外には公開されません。

  • マイク、ウェブカメラの共有

    プレゼンターのマイクやウェブカメラを参加者に共有することができます。必要に応じて参加者の音声や動画を参照することも可能です。また、プレゼンテーション資料とウェブカメラはそれぞれ独立して共有することが可能ですので、参加者はカメラに映るプレゼンターの顔を見ながら資料を閲覧できます。

  • 録画

    BigBlueButtonには録画機能が搭載されており、プレゼンターは実際に行ったプレゼンテーションを録画することで、後からプレゼン内容を見返すことができます。また、セミナールームで会話したチャットの内容を合わせて録画することも可能です。また、録画したものを後から参加者に発信したり、セミナー当日に参加できない人に録画したものを公開することができます。公開する際も、参加者全員に公開する場合や、指定のURLを発行して特定の人のみに公開する限定公開などができるため、セミナーの目的や用途に合わせて設定を変更することが可能です。しかし、BigBlueButtonで録画したセミナーを公開するためには、そのURLを対応させるなどの連携が必要となります。また、外部サイトの動画の録画はできないよう設定されています。

  • アンケート

    プレゼンテーション中にアンケートに回答してもらうことができます。アンケート機能は、出題者側が回答方法を選択することができ、はい/いいえや○×、さらに回答を自由に追加することも可能です。また、回答結果はリアルタイムに共有することができます。

使用するメリット

Web会議システムを利用する最大のメリットは、海外や離れた地方の支店、取引先との打ち合わせなどをWeb上で行える気軽さかと思います。特に近年新型コロナウイルスの影響による在宅勤務の需要の高まりから、柔軟に働ける人を増やす働き方改革を実現する施策として注目を浴びており、国内では多くの企業での導入が増えてきています。ZoomやWebex、Microsoft teamsと言ったビデオ会議システムは数多くありますが、その中でもBBBを利用するメリットをまとめると以下の通りです。

  • Webブラウザから簡単にログインできる
  • 専用アプリケーションが不要でタブレットやスマートフォンからでも利用できる
  • オープンソースであるため初期費用のみでランニングコストを抑えられる
  • 参加人数、セミナー時間の制限なく利用できる
  • セキュアな環境を構築することができる(機密情報や機密情報や個人情報を扱うセミナーの開催も可能となる)

デージーネットでの取り組み

デージーネットではBigBlueButtonの他に、同じオープンソースのWeb会議システムであるJitsiを使用し、利用する目的に合わせて使い分けています。BigBlueButtonは、Jitsiと比べて録画やアンケート機能が搭載されていることから、Webセミナーを開催するための機能が豊富です。そのためデージーネットでは企業説明会や外部向けセミナーなどを開催する際に利用しています。インストール方法や操作方法などのより詳しい情報は、BigBlueButton調査報告書に掲載されています。

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