システム構築

構築事例:Sieveを利用したメールの振り分け機能つきメールシステムの導入

Open Smart Design

クライアントから、メールシステムに、自動でメールを振り分けたり転送したりする機能を導入したいというご要望があり、Sieveを使ったメールアドレスの振り分け機能つきメールシステムをご提案しました。Sieveは普通のプログラミング言語とは違ってメールのフィルタリングに限定されており、メールシステムとしてユーザが記述したプログラムを導入することに有効です。弊社が開発したWebアプリケーションのpostLDAPadminには、Sieveプラグイン(plugins)が利用されています。本件では、Sieveをインストールしそれを管理するための管理GUIを導入しました。

お客様が悩まれていた課題
メールを条件によって転送したり、自動応答する仕組みがない
ユーザごとにメールを振り分けする仕組みがなく管理が手間
ユーザ情報を管理している他のシステムとも連携してメールの管理をしたい
+導入企業プロフィール

導入企業業種

教育関連

ユーザー規模

およそ400人

利用OS

CentOS

導入月

2019年3月

デージーネットが提案した「Sieveを利用したメールの振り分け機能つきメールシステムの導入」

アイコン男性

解決ポイント

メールシステムのフィルタリングにSieveを採用

Sieveは、迷惑メールを判定し、決まったディレクトリに振り分けたり、メールを他のアドレスに転送したり、メールヘッダに決まった文言を追加したり等、自由に処理を書け、様々なことに対応できます。Sieveは、Dovecotと同じライセンスで配布されていPigeonholeというオープンソースのパッケージです。ただ、プログラムを書くにはある程度の知識が必要です。またファイルベースで管理をするため、ファイルに特定のルールを記載することがきます。機能の追加などもしやすいことからSieveを提案しました。Postfixによって送信されたメールをDovecotで受信し、Dovecot内にあるSieveがメールをフィルタにかけるよう動作します。設定変更を加えて、反映のために再起動などは必要がないため、サービスに影響もありません。

Sieveを利用したメールの振り分け機能つきメールシステム

専用のWebUIの開発

Sieveをインストールすることに加え、新しく管理用のソフトウェアを開発しました。このソフトウェアは、基本弊社が開発したSieve管理用のソフトウェアのコードを参照して作成しました。そのため安価に、またWebUIでユーザのメールアドレスごとに指定した転送条件の記載などができるようになりました。本来であれば、デフォルトの設定ファイルは、サーバー内の各ユーザのメールボックス内でユーザが操作できない箇所にありました。しかし、WebUIの開発を行ったことでユーザでも簡単に操作できるようになりました。

WebUIをActiveDirectoryと連携

お客様は、ActiveDirectoryでユーザ情報を管理していました。そこでSieveをActiveDirectoryと連携してWebUIで接続したユーザごとに操作できるようにしました。また、ActiveDirectoryに存在するメールボックス(mailbox)は、初めてアカウントがメールボックスにアクセスした際に自動で生成される方法にしました。

転送条件や自動応答の設定をSieve形式に書き換え

条件付きでメールの転送や自動応答する仕組みが必要でした。WebUIで記載した転送条件や自動応答の設定をSieve形式に書き換えて記載をしました。

設定にあわせた修正

メールサーバの設定に合わせてDovecot内にあるSieveで判定するFROMの条件を修正しました。次に、バウンスメールなどをSieveの機能で転送してしまうとループしてしまうことからそれを防ぐ機能を組み込みました。

導入後の結果

アイコン女性

Sieveを利用したシステムを導入したことで、ユーザごとにメールの自動応答や転送設定が細かく設定できるようになりました。また、WebUIからログイン後メールの管理ができるようになり作業がとても楽になりました。

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