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STONITHとは

STONITHとは、オープンソースの高可用性クラスタリングソフトHeartbeatが持つ機能である。Shoot The Other Node In The Headの略称で、監視対象ノードに異常が発生した場合に強制的に停止/再起動させることができる。

Heartbeat自体が何らかの原因で不安定になってしまった場合、サービスの二重起動などが発生して、「スプリットブレイン(split brain)現象」に陥ることがある。スプリットブレインとは、インターコネクト(ハートビート)通信が全て切断された状態で、相手の状態を検知することが不可能な状態になった時のことを示す。

スプリットブレインに陥った場合、各サーバでリソースが起動し、リソースの種類によってはデータの破壊やIPアドレスの競合といった状態が発生する。しかし、このSTONITHの機能により、強制的に相手のサーバを再起動(フェンシング)することで、最悪の事態を回避することができる。

この機能を使うには、相手から停止/再起動を行ってもらうためのハードウェア制御ボードが必要となる。標準規格のIPMIをはじめ、HP社製サーバ搭載のiLO、IBM社製サーバ搭載のIMM等、複数の制御ボードに対応しており、それぞれのハードウェアに対応したプラグインが提供されている。

なお、ノード数が2つの場合にインターコネクト通信が全て切断されると、両ノードが、お互いに相手ノードの強制的な停止/再起動を行ってしまう場合がある。すると、両方の電源が落ちる可能性がある。この問題に対応するため、stonith-wrapperというプラグインが存在する。これを使用すると、STONITHの停止/再起動のタイミングを遅らせることができ、両方の電源が落ちるのを防ぐことができる。

【カテゴリ】:クラスタ  

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