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Nextcloud〜オンプレで使えるオンラインストレージの特徴〜
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Nextcloudを活用した生成AI文書管理
Nextcloudを活用した生成AI文書管理
Nextcloudに、生成AIアプリケーションやAIエージェントを構築できるDifyを連携することで、Nextcloudに保管されている文書を活用し、さまざまな業務を自動化できます。ここでは、NextcloudとDifyを連携したAI文書管理について、具体的な活用例を交えて紹介します。
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目次
NextcloudをAI活用する
Nextcloudは、オンラインストレージとしてファイルを共有できる他、プラグイン機能を活用することで、カレンダーや会議室予約などの機能を備えたグループウェアとして利用することができるソフトウェアです。

Nextcloudイメージ
それに加え、以下のようにNextcloudを利用することで、AIで活用する情報の共有基盤として利用することも可能です。
Nextcloudを情報共有基盤としての活用方法
- 部門やプロジェクト単位でフォルダを整理し、アクセス権を管理する
- 契約書・提案書・社内規程など、AIに処理させたい文書の保管場所を統一する
- Flow機能を利用し、ファイルの追加や更新をきっかけに処理を実行する
Nextcloudをこのようなルールで活用することで「ファイルを置くと処理が始まる」という業務を自動化するフローのスタート地点として活用できます。
NextcloudにDifyを連携
NextcloudとOSSのDifyを連携させることで、Nextcloudに保管されているデータをAIで処理し、さまざまな業務を自動化できます。Nextcloudに社内データを蓄積し、Difyで生成AIアプリケーションを作成することでAIと社内データを接続し、日常の業務フローにAIを組み込むことができます。これにより、定型的な作業や文書管理などを自動化し、業務時間の削減、業務効率化を実現することが可能です。
Difyとは
Difyとは、ノーコード・ローコードで生成AIアプリケーションの開発・運用ができるオープンソースソフトウェアです。プロンプト設計や外部データ連携、ワークフロー構築など、LLMを活用した各種処理を統合的に管理・実行できます。Difyでは、LLMが持つ文章の生成・理解・要約・翻訳・質問応答などの能力を利用し、生成AIを活用した自社独自の業務アプリケーションをGUIから作成できます。そのため、専門的なプログラミングの知識がない従業員でも、負担をかけずAIを自社の業務に組み込むことが可能です。

Dify利用イメージ
Difyについて詳しく知る
Nextcloud×Difyの連携イメージ
NextcloudとDifyの連携のイメージは以下のようになります。

連携フロー
- Nextcloudの特定のフォルダにファイルを配置
- NextcloudのFlow機能が変更を検知
- Flow機能がプログラムを実行
- DifyアプリをAPI呼び出し
- 結果ファイルをNextcloudに保存
Nextcloudにファイルを置くだけですべて自動で実行することができます。また、結果のファイルもNextcloudに保存されるためすべてをNextcloud上で完結することが可能です。
Nextcloud×Difyの活用例
NextcloudにDifyを連携した具体的なAI文書管理の活用方法を紹介します。
- 契約書チェック
Nextcloudに事前にアップロードした契約書のひな形を基に、契約書チェックができます。リスクのある箇所や確認事項を抽出したり、契約書の要約や修正案を作成できます。また、チェック結果をメール形式で担当者へ通知することも可能です。

契約書のアップロード画面

契約書チェック結果
- 社内チャットボットの更新
Nextcloudに最新の社内情報を保存しておくことで、その情報を社内チャットボットのナレッジ(RAG)に反映し、最新の情報に基づいた検索・回答ができます。
- チェックリストの自動生成
手順書などの文書から、作業チェックリストを自動生成します。また点検報告書をアップロードすると、入力してある情報から異常傾向を自動抽出し、次回の点検項目を整理してチェックリストを作成することもできます。
- 議事録の要約
議事録などの文章を読み取り、内容を要約するとともに、決定事項や重要事項、課題などを自動抽出します。
- 営業週報の自動作成
営業日報をアップロードすることで、その内容から商談内容・顧客の課題・次回のアクションなどを自動抽出し、営業週報を作成します。
- 提案資料のたたき台作成
アップロードした議事録や商品資料を基に、提案資料のたたき台を自動作成します。
- 顧客カルテの更新
見積書や議事録をアップロードすることで、会社の情報などの必要な情報を抽出し、顧客カルテを自動更新します。
- 交通費精算書の確認
交通費の精算書をアップロードすることで、社内規程に違反していないか、金額に問題がないかなどを自動的に確認します。
- 分析レポートの作成
アンケートの集計データなどをアップロードすることで、内容を分析し、レポートを自動作成します。
- 個人情報の一覧化
履歴書や職務経歴書から氏名・経歴・スキルなど条件に合わせた採用情報を自動抽出し、一覧化します。
- 面談記録の分析・フォローアップの自動化
面談記録を分析し、課題や要望、次回の確認事項などを自動抽出して担当者へ通知します。
- 報告書の自動生成
障害情報をアップロードすることで、必要な情報を抽出してデータベースに登録し、その内容を基に報告書を自動作成します。
Nextcloudに保管されたデータをDifyで処理することで、必要な情報の抽出や要約、比較、文書生成などを自動化できます。これは活用例の一部であり、ユーザの利用する要件に合わせて設定次第で、その他に様々な活用が可能です。
デージーネットの取り組み
デージーネットでは、今回紹介したNextcloudとDifyの連携をはじめ、複数のOSSを組み合わせて業務を自動化するソリューションを提案しています。OSSを利用することで、ライセンスコストを抑えながら、自社の用途に合わせた業務を効率できる自動化システムを構築することが可能です。また、OSSを活用したシステムはオンプレミス環境に構築できるため、機密性の高い社内データを自社環境で管理しながらAIを導入することができます。セキュリティ面に配慮した運用も可能になります。
OSSはサポートが少なく自社で解決しなければならないという課題もデージーネットでシステムを構築したお客様には、保守サービス「Open Smart Assistance」をご利用いただけます。このサービスでは、ソフトウェア単体のサポートだけでなく、障害発生時の対応、脆弱性情報の提供、Q&Aへの対応など、システム全体に関するサポートを受けることができます。
問い合わせはこちら
情報の一覧
本書では、基本機能の詳細やグループウェアとしても使えるアプリ機能、インストールの手順やインストール後の使い方、ownCloudとの比較などを解説しています。無料でダウンロードすることが可能です。
本書は、プラグインアプリに関する調査報告書です。カレンダーやタスク管理等の様々な機能を追加することができる、プラグインアプリの使用方法について説明しています。無料でダウンロードできます。
HW保守の契約が5年満了となるため更新を予定しており、現状はFTPを利用してやり取りを行っていました。はじめは、ownCloudを構築する提案をしていましたが、モバイルアプリが有料ということでNextcloudをご提案しました。
外部のお客様とのファイルのやり取りのため、新規でオンラインストレージの導入を検討されていました。クラウドサービスのファイルサーバは安全面に心配があることや価格も高いため、オンプレミスで利用できるシステムを選定し、二要素認証も導入しました。
お客様は、以前からデータの保存やファイル共有にNextcloudを利用しており、更改時期に伴いリプレースを検討していました。また、ソフトウェアの脆弱性の情報提供や、質問の対応、バージョンアップの対応をしてもらえるような保守ベンダーを探していました。
今回は、製造業者様にてPPAP対策を含んだWebメールシステムを構築した事例です。お客様はレンタルのサーバーを利用しており、共有IPアドレスを使用する他社の影響を受けていたため、その改善をご要望でした。
お客様は、自社の複数のシステムでそれぞれアカウントを管理していたため、管理者だけでなくユーザーにも管理の手間がかかる状況でした。さらに今回は、複数のサービスへ一度にログインできる仕組みを検討していました。
研究機関のお客様向けに、ファイル共有システムを導入した事例を紹介します。デージーネットからはオンプレミス環境で運用可能なNextcloudを中心に、fail2banおよび389 Directory Serverと組み合わせたセキュアなファイル共有システムの構築をご提案しました。
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